ダイヤを手書きする場合、市販の1mm方眼紙では書きにくいので・・・ こんなシートを作ってみました。 このシートをプリントアウトして時刻表と一緒に持参していけば、 現場で列車待ちの間にささっと書けます(米坂線や仙山線程度の 運転本数なら、1時間あれば書けると思います。)ので・・・ 見知らぬ路線に出かける場合にも活用できるかも?
横軸が10分目という非常に荒い!ものですが、運転本数が少ない ローカル線のダイヤを書くピッタリではないかと・・・自負。10分目ダイヤ用シート1
横軸が時刻軸です。太い線が1時間,細い線が10分の軸です。 時刻は6時から24時(18時間分)で丁度よくなっていますが、 足りなければ2枚印字して重ねるとよいかと思います。 (5分目として使うのも良し・・・) 縦軸は85目盛と半端ですけど、うまく振り分けて下さい。 85を全区間の距離で割り、その値に各駅のキロ程を掛けると、 その駅を書くべき目盛の位置が算出できると思います。 手はじめに米坂線のダイヤを書いてみましたが、なかなかいい感じに 出来ました。 結構ラフに書きましたが、列車の動きを読むには十分そうです。 欲が出て仙山線のダイヤに着手してます。 いずれスキャンしてページに貼ってみますね。
先に公開したシートですが、距離が短い路線ではスジが立ちすぎて 扱いにくいかも知れません。 実際、米坂は良かったのですが、仙山線はちょっと厳しかったです。 (駅数が少ないのなら、縦軸の半分位だけ使用すると良いかも知れません。) そんな場合と、もう少し細かいダイヤを書きたい方の為に、 もう1パターン用意しました。 といっても、先のものの横軸を2倍に広げただけですが・・・ なお、今回のは2〜3枚重ねないと1日分にならないと思います。10分目ダイヤ用シート2
さて、最初のシート、10分目と書きましたが・・・ 1時間目といってもいい位のものです。 実は、1時間の幅は規格化されているらしく、1時間目ダイヤが20mm (列車本数が多い場合は30mm), 10分目ダイヤが40mm,2分目ダイヤが60mm,1分目ダイヤが 120mmとの事ですが、最初のシートは1時間目ダイヤの20mmにも 満たないからです。 (A4の用紙にプリントアウトして、実測13mm程でした。 うまく拡大・縮小コピーかければ、近いものに出来るかも?) CADで書けば、本来の「ダイヤ」に近いものが書けそうですが。
調子に乗って?もう1パターン。 最初のシートの横軸を3倍に広げたシートです。 もっと細かいダイヤを書く場合にご利用下さい。 (と言っても、これでやっと10分目ダイヤ相当ですが・・・) 4枚重ねて1日分になります。10分目ダイヤ用シート3
ダイヤは、実際に鉄道の現場で列車の運行を計画したり、動かす為に 使用されている物ですが、我々が沿線に撮影に出る場合等にも有効に 活用出来ます。 例え駅間にいても、通過時間が(だいたい)予測できますし、 慣れてくると、臨時列車や試運転の列車がこの辺で来そうだ、 なんて予測まで出来ちゃいます。(後者は・・・単線が多い等 運転上の制約が多い程、予測し易いです。) 我々に入手できる時刻データって、時刻表のデータしかありませんが、 書いていくうちに、交換場所(駅)の目星も付くようになります。 まずは身近な路線を1つ書いてみるといいかも知れません。 なお、列車の運転本数が多い路線の場合は、手書きするよりは パソコンに書かせたほうがきれいに出来ますのでお薦めです。 (「WINDIA」ってソフトが有名。<今もありますよね。) そのソフトではありませんが、自作のプログラムで書かせた 奥羽線のダイヤをページのほうに貼ってあります。奥羽線 福島〜新庄間ダイヤ
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