撮影 '96年11月27日 羽前中山−かみのやま温泉間 藤吾踏切付近120M 使用カメラ:RICHO DC-1
1−1.東北新幹線区間 架線電圧 交流25kV,50Hz 軌間 1435mm(標準軌) 保安装置 ATC 最高運転速度 240km/h 列車無線方式 LCX方式 新幹線列車無線(FM多重方式) 1−2.在来線区間 架線電圧 交流20kV,50Hz 軌間 1435mm(標準軌) 保安装置 ATS−P 最高運転速度 130km/h 列車無線方式 空間波方式 A/Bタイプ列車無線 1−3.共通仕様 車体構造: 鋼製気密構造車体 車体長 :Msc・M'c=22,825mm, M・M'=20,000mm 車体幅 :全車2,947.2mm 車体高 :Msc・M'c=4,070mm,M・M'=3,970mm 台車 :ボルスタレス台車 空気バネ式 固定軸距 2250mm 車輪径 Φ860mm 駆動方式=平行カルダン方式 歯数比 27:13=1:2.70 力行制御:サイリスタ連続位相制御 ブレーキ:発電ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ 抑速ブレーキ,耐雪ブレーキ, 直通予備ブレーキつき 滑走検知機能,応荷重機能付き 主電動機:直流直巻補極つき電動機 連続定格出力210kW 補助電源装置:静止型変換装置 出力=AC100V 容量=3.5kVA 空気調和装置:冷房=インバータークーラー 1,900kcal/h×2台/両 暖房=電気ヒーター 16kW×2台/両 分割併合装置(対 200系新幹線電車) エアシリンダ開閉式連結器前頭カバー(FRP製) 電気連結器付き 編成 :7両(開業当初は6両で現在の15号車にある車両が無かった。) 11 12 13 14 15 16 17 <=='97年1月「つばさ」併結200系10編成化後 9 10 11 12 13 14 15 <=='95年12月7両編成化後 9 10 11 12 -- 13 14 <=='92年7月開業直後 Msc-M'2-M-M'-T-M2-M'c <=東京方 山形方=> 編成数 :L−1号からL−12号の12編成 車内サービス設備 文字ニュース,FMによるオーディオサービス 公衆電話(新幹線区間は列車無線方式,在来区間は自動車電話方式) オーディオサービスについてはこちらをご覧ください。
(’92年7月に無線の転送系BBSに掲載した内容に加筆・修正して ページにしました。) ’92年7月1日、待ちに待った山形新幹線が開業しました。 さて、開業当日のエピソードは別にまわして・・・ 開業2日目にして「つばさ」に乗車しました。それもいつもの通勤コースで、 会社からの帰りです。従って標準軌化された在来区間のみです。 山形−高畠間では乗車している時間は快速列車と大差ないのですが、(数分しか 違わない)早く乗ってみたかったので720円プラス(当然ながら自由席。私は 普段定期ではなく回数券利用の為、自由席特急券だけ買えば済むのです。)して 乗車してきました。 私は北山形まで通勤しているので、普段は山形で乗り換え山形線の快速に乗り換える のですが、この日はいつも乗車する快速(しかも「つばさ」より先発)のホームを横目に 新幹線ホームに向かいました。 自由席特急券を購入して新幹線改札からホームに入り、とうとう「つばさ」に乗車しました。 乗車した車両はL10編成の14号車(422−10)で、座席は6D席でした。 (・・・'96/11/28注:今の15号車です。) まずはシートですが、485系あたりで使用されていたシートとはだいぶ変わりました。 200系新幹線よりも良くなったように思えます。 (・・・'96/11/28注:一応セミバケットタイプです。なお’95年12月のダイヤ改正時に 増結された車両13号車のシートは更に改良が加えられ、他の車両のシートより リクライニングを深く出来ます。13号車はモーターのない車両なので大変静かですので、 お勧めです。ただし喫煙可の指定席です。喫煙可の車両なので、一度は試乗がてら乗った ことがありますが、禁煙車に変わらない限り私が利用することはないでしょう。) 普段通勤で利用しているのが719系で、リクライニング不可のセミクロスシートですが、 仕事に疲れて帰宅する際にリクライニングが出来、ゆったりとできるシートは有り難いです。 (まぁめったには乗れないことでしょうが。) シートの背もたれの所に編成の案内図が出ていました。(・・・'96/11/28注: 現在でははがされてしまい、なくなりました。) また、「ご自由にお持ち帰り下さい」と書いてある「山形新幹線」のパンフレットが 置いてありました。内容は車内設備の紹介と案内、「つばさ」の時刻表、山形の観光案内や 名産品のショッピング案内が掲載されていました。 (・・・'96/11/28注:このパンフレットは私の知る限りVOL.1〜VOL.3までの3版 制作されたようです。) 客室の入り口の上には文字放送の設備があり、列車名と到着駅の案内が流れていました。 発車時間になり、「つばさ」が動き初めました。 加速は719系5000番台電車より遅いかな?と思いましたが、速度はいつもとは 違ってどんどん上昇していきます。レールの継目のノイズ(25mレールを溶接してつないだ ロングレールなのでわずかにノイズが残っている。)からいつもの速度域とは 全く違う様子がわかり、別の世界にいる(おおげさか。)ことがよく解りました。 いつもの車窓が違って見えるのも不思議です。 以前から噂されていた揺れのほうは、もともとが在来線区間でありカーブが多いので 横Gと加減速のGが加わるのでしょうがないかな?という所です。 でも、直線の所は、485系「つばさ」の頃と比べると速度があがっているのに 揺れが少ないです。さすがは標準軌です。でも同じゲージを走っていても719系 5000番台よりは揺れないようです。 ゲージ(線路の幅)が広いと、同じ精度で工事しても揺れが少ないのではないで しょうか。軌道の構造を考えれば東海道新幹線区間のカーブをきつくしたレベルでは? とも思います。 もちろん東北新幹線区間じゃこんな揺れ方はしないと思いますが、こちらの場合 速度が高い分、揺れが大きくなりますが・・・ ところで、加速時のブーンといううなり音がかなりうるさく感じ、ちょっと残念でした。 200系よりうるさいかも知れません。(詳細は4−5項に記載) 文字放送にはニュースの他に、「オーディオサービス」の文字が流れているのに気がつきました。 「お手持ちのラジオでFM/AM放送が楽しめます。」と。しかし、肝心の周波数が解りません。 でも、私の場合無線の知識がないわけじゃないので、早速探しました。でも普通の人には あまりにも不親切な案内ですね。 (・・・'96/11/28注:「山形新幹線」のパンフレットのVol.2以降には掲載されました。) 新車の臭い(香りと言いたい所だけどちょっとキツかった。)のする「つばさ」での 帰宅はあっというまの30分でした。でもいつもの通勤帰宅コースを新幹線で 帰って来るというのもいいですね。 降車する際、 「山形新幹線」のパンフレットをしっかりもらってきました。(米沢以降に 乗るだろう人に申し訳ないと思いつつ・・・) (・・・'96/11/28注:実は、VOL.1〜VOL.3までの3版ともすべて手元にあります。) PS1.開業2日目の7月2日、さっそく「つばさ」を止めてしまったこまったちゃんの 車がいたようです。「つばさ」は非常ブレーキで衝突せずに済みましたが、 5分ほど現場に止まったらしいのです。 踏切でエンスト?した車はというと、無事脱出(逃走!!)したようです。 開業当日、走行中の新幹線を撮影していたのですが、130km/hの速度では 車両がたちまちのうちに大きくなってきます。 山形に車でお越しの際はくれぐれも踏切には注意して下さい。 (・・・'96/11/28注:その後も、遮断棒の折損とか、踏切を壊して逃走するといった 事故が後を絶ちません。まだ自動車に衝突したという事故はおきていませんが、 一時停止と確認は必ず行いましょう。)
ごめんなさい。この項は工事中です。
12月8日会社からの帰りですが、少しでも早く帰りたかったので154Mに乗車 しました。 7両化された編成だといいな?と思っていたら、ラッキー!!! 以前7両での 試運転を目撃した、L−1編成でした。 早速増結車である13号車(429-1)に向い乗車することにしました。(20日までは 自由席なので今のうち という感じです。それにこの車両には今後乗車することも ない・・・禁煙車じゃないのに指定まで取って利用したくない・・・ので、最初で 最後かも?) 座席を確保し(5分前だというのにガラガラ。)ジュースを買いに一旦車外に出 ましたが、すぐに戻りました。 噂のシートの調整をしてみました。シートには2つのボタンがついていて、前の ボタンが座面の位置調整、後のボタンが背もたれの角度調整用でした。 背もたれを倒してみたんですが、なるほどいままでとは全然違います。 まともに倒したんでは、高畠着く前に寝てしまうな?と思い、とりあえず 原点位置に戻しました。 座席の腕の所に灰皿がついてしたが、他の喫煙車はどうなのかよく知らないの ですが、同じ位置なんでしょうか。 それから座席の背面のポケットが網ではなくバンドになったようです。また テーブルが少し大きくなったような気がしました。 車内の設備ですが、男子小用トイレがなくなっており、その分座席数を確保 したようです。トイレの向い側が洗面所でした。 さて山形を発車しましたが、さすがはT車(走行用のモーターが無い車両)。とても静かです。 普通車という位置付けがもったいないくらいです。 M車ではブーンといううなり音が耳につくのですが、それが全くせず、空調の音と かすかなジョイント音,コンプレッサのギューーンという音,ブレーキ解除時のシャー という音が聞こえる位です。 ロングレール(と言っても現場溶接で作ったロングレールですけど。)区間でも ジョイント音がはっきりわかる程です。 赤湯から高畠にかけては積雪があったのですが、走行音がさらに静かになり ました。 さて7両化されたことで、編成が変わったわけですが、車内放送の案内内容が 変わりました。それだけではなく、アナウンスする声の主も変わったようですが、 今までの声のほうが良かったなぁ? こうしているうちに高畠につきましたが、まだガラガラです。このままずっと 自由席だったらいいのに?
山形新幹線の列車愛称「つばさ」は、元々上野−秋田間を走行する特急の愛称でした。 初めはディーゼル特急(「はつかり」との共通運用?)にて運転されていましたが、奥羽本線の 全線電化完成を期に電車特急になりました。電車化直後は車両のやりくりがつかず、周波数仕様の 違う481系(60Hz仕様)にて運転されていた為に速度制限があったそうですが、最終的には 485系の最終バージョン(新製車両として)ともいわれる1000番台(耐寒耐雪仕様)車両が 投入され、山形までの特急「やまばと」と福島の会津若松までの特急「あいづ」との共通運用で 上野まで乗り入れていました。 その後東北新幹線が開業し、上野までの乗り入れは一往復だけになり、東北新幹線が上野に 乗り入れるようになってからは、485系「つばさ」「やまばと」の上野乗り入れがなくなると 同時に「やまばと」が「つばさ」に一本化されて福島−山形,新庄,秋田間の特急に変わりました。 そして、山形までのミニ新幹線(新幹線直行特急)構想が実現し、その列車の愛称は?と いうことで、公募し選考した結果、イメージや周知の面で「つばさ」が選ばれたわけです。 (なお、現在の山形−秋田間の特急は「こまくさ」として生まれ変わり、485系1000番台で 運用されています。) 山形新幹線の愛称の決定については、元々の山形特急の愛称である「やまばと」は、イメージ的に ダサい(やさしい響きがあるので個人的には好きなんですが。)の復活はまずない と少々残念な 気持ちもありました。「つばさ」に決まった時はなるほど とも思ったし、秋田行きの特急(確かに 福島−山形間の「つばさ」もありましたけどね。)の愛称をとらなくてもいいんじゃないかとも 思っていましたが、「つばさ」が秋田まで延びるよう、願いを込めてOKとしましょう 。 (でも今現在の状況を見ると、秋田まで見込みは薄いようです。) そんな過去と未来を背負っている「つばさ」ですが、すっかり定着してしまいました。 そういえば、米坂線の急行列車の旧愛称「あさひ」(現行の快速「べにばな」)を上越 新幹線にとられてしまったという過去もありますね。 でも、300系の「のぞみ」のように、車両のイメージ(鉄仮面とまでいわれた300系)と 合わない話でもありまぜんし、良かったと思います。 だけど、いくら飛行機から羽根をとったようなデザインの400系だからといって「つばさ」を 付けても飛びませんけどね。(そりゃそうだ。でもその辺を計算されて命名したのかも知れない。)
400系新幹線電車ですが、 試作車両ベースのL−1編成と量産車であるL−2〜L−12 編成で、仕様の違いがあります。 外観上でもすぐわかる違いを列記します。さぁあなたも探してみよう。 ・車体下部の機器カバーの形状 L−1編成には車体と一体デザインの機器カバーがついていますが、量産車は簡略化され ました。但し後になって増結された13号車は量産車同様機器カバーのないタイプです。 ・可動式パンタカバー L−1 編成のパンタカバーは可動式(現在動作しているかは、不明)のパンタカバーが ついていますが、量産車は固定式になりました。 ・行き先表示器 L−1 編成の行き先表示器はLED(発光ダイオード式)ですが、量産車は方向幕方式に なりました。 他にも、仕様の違いがあるそうですが、詳細は不明です。 なお、試作車両にあった運転席の側窓(デザイン上の特徴とも言われた楕円窓)は埋められて 無くなっています。まれに新聞等の写真に楕円窓のついた400系の写真が出ていますが、 これは試作車両当時の写真という事です。 ところで、最近L−1編成に乗車する機会があったのですが・・・他の編成に比べ車内が 汚れているような気がしました。またオーディオサービスの電波が非常に弱かったのですが・・・ どうしたのでしょうか。
シルバーメタリックという新幹線初の車体色を持った400系ですが、光を反射し自然に 溶け込むような感じがし、山形という土地にマッチさせるべく良く計算された色であると 思います。 試作車両には窓下のグリーンのラインはありませんでしたが、この色が量産車に施され デザイン的には完成度が高まったと思います。 ただ心配なのが、雪が降った時に400系の車体の色が、目立つどころか同化してしまう 事です。それを防ぐ為か、走行時は昼でも前照灯を点燈しているようです。
ファンの方ならご存じでしょうし、知らなくても予想がつくとは思います。 実は試作車両の量産化工事の際、試作車両時の形式が全て形式廃番となっているのです。 対応は以下の通りです。(参考資料:鉄道ファン'93年8月号) 新(現)形式 試作車両形式 号車番号(開業当初) (現在) 411−1 401−1 9 11 426−201 402−1 10 12 425−1 403−1 11 13 426−1 404−1 12 14 425−201 405−1 13 15 422−1 406−1 14 16 なお、編成番号も試作車両当時のS−4から、L−1に変更されました。
子供向けの新幹線関係のビデオに400系と200系の併合運転に関する話題が出た時に 「おかあさん新幹線に引っ張ってもらうんだね。」という一言・・・ えっ・・・違うぞ。まぁ子供向けのビデオだから仕方ないなと思いつつ、西村京太郎さんの 「山形新幹線殺人事件」という小説を手に取って見たところ、200系に引っ張ってもらうような 表現がここにも・・・ これでは、併合運転時400系が200系にぶら下がっているだけに思われてしまうので、 一応事実関係を説明します。「併合運転時は、400系もパワーを出して走っています。」
この項は、この一言が言いたいだけですが。 さて、200系といえどさほど余力があるとは思えません。まして400系に併合するのは 8両編成に短縮された編成だけに、6両(現在7両)の400系を240km/hまで加速する のは到底無理ではないかと思われます。 また400系が東北新幹線区間で加・減速を行う際、車両内に響く「ブーン」という音が 強まります。この音は400系単独運転時のみならず、200系と併合運転する場合も確認 できます。 「ブーン」という音が強まるのは、主回路に電流が流れている証拠であり、「力行」なり 「発電ブレーキ」が行われているからに他なりません。 したがって、「400系と200系は手を取り合って一緒に走っている」のです。 あえていうと、下りで併合運転する場合は200系は400系の運転台より制御されますので、 200系が400系にぶら下がっているとも言えますが。これは制御上の話。 (上りならば当然立場が逆転します。)
400系の音を車内から見てみました。なお人に関する音はここでは書きません。 車内に入り、まず聞こえるのが、客室のドアが開閉する「キュイーン キュイーン」という音。 さらに客室内に進むと「ヒューン」という空調の騒音が迎えています。 発車時刻になり「シュー」という音と共にドアが閉まる。 発車時の「パァーン」というタイフォン。新幹線車両だけあって在来区間でもこの音が 聞けるとは、なかなかグー。 次にブレーキを開放する「シャー」という音。これ、結構かっこいい。私は好きです。 そして、下りの15号車の運転席寄りの席に乗った時にだけ聞こえる「カタカタカタッ」という ノッチを動かす音。これも好きですねぇ。おっと在来区間上りの9号車でも聞こえるはずですね。 その後加速しはじめると「ブーン」といううなり音と共にモーターの加速音が聞こえてきます。 さらに「ゴトンゴトン」というレールのジョイント音がかすかに聞こえてきます。 400系は台車間の距離が在来線電車と同じ為、在来線車両と同じリズムの音がするのが、 うれしいというかなんというか。ただ、新幹線区間でロングレールでない区間を高速で走ると 結構せわしい音がします。 また車両によっては時々「ギューン」というコンプレッサ( 空気圧縮機)からの音が聞こえます。 ある程度加速し、惰性走行(鉄道関係ではこれを「惰行」・・・だこう・・・と呼びます。 自動車の「蛇行」とは違いますので念の為。) に入ると「ブーン」という音が無くなり、 空調とレールのジョイント音だけになります。 車両の揺れによって乗客のいない座席が「ガタガタ」音をたてながら揺れているという、 安っぽい?音も時折見受けますが・・・ 減速を始めるとまた「ブーン」という音が始まり、モーターの回転が下がってくる音が聞こえて きます。 さて好きな音もある中、最も気になる(耳に触る?)のは、加減速時に聞こえる「ブーン」という うなり音。 これはヘッドホンで音楽等を楽しんでいる時に気になるだけというレベルではなく、ただ乗車 している時でもかなりの音で、場合によっては耳が痛くなりそう。 最近気がついたのは、乗客の乗車率に関係して音が大小するようです。 それが、乗客が少ない場合に音が大きいようなのです。(最近になって気がつきました。) つまり乗客が多くて重量が増えて電流が増えて音が大きくなるというのではなく、乗客が 多いと人体で吸収される音が多くなって、音が減るように思えます。もしくは、乗客の重量で 車両の床が振動しにくくなっている・・・もしくは共振周波数が変わっているのかとも 思われます。 音の周波数から言って、交流50Hzに関する音であるのは間違いなく、交流電車ならではの 音と言えますが、ちょっと大きすぎ? 初め変圧器からの音かと思っていたのですが、鉄道車両に詳しい人の話によると、架線からの 交流電流を変圧・整流した後の交流分の残った電流を、直流に変える一種のフィルタから音が 出ているらしいです。
・’90年11月 山形駅構内他で試作車両(現L−1編成)一般公開。 ( 車両は奥羽本線(狭軌)経由でEF-71重連による甲種回送にて搬入・搬出) ・’91年3月 上越新幹線区間での量産車両の試験運転で336.1km/hの速度記録。 (鉄道車両における、当時の国内最高速度を記録。) ・’91年9月 上越新幹線区間での量産車両の試験運転で345.0km/hの速度記録。 (3月の自己記録を更新) ・’92年5月 一般公募者による試乗会実施 ・’92年5月21日 営業運転に向けて130km/hでの試運転開始。 ・’92年7月1日 営業運転開始(一部ポイント手動切り替え) ・’92年9月 PRC稼動開始 ・’95年11月 好営業成績にささえられ、12月のダイヤ改正に向け7両編成化。 ・’95年12月 7両編成での営業運転開始。 ・’97年1月 併結する「やまびこ」の10両編成化(従来8両)に伴い号車番号の変更 ・’99年12月 新庄延伸開業 「つばさ」にE3系が仲間入り。 ・2001年 400系もE3系に準じた塗装色に順次変更。 ・2001年9月 併合される「やまびこ」がすべてE4系に変更。 参考資料:鉄道各誌,JR講師による講演会資料他
Copyright (C) by Y.Wagatsuma 2002/01/12改訂(新庄延伸関係,併合編成のE4系化) '97/02/11改訂版