気分はパテシエ・ゴマシフォンケーキ / 実技編         良かったら一緒にスイーツを作ってみませんか? 失敗も成功へのステップなんですよ〜 (^_^;)

● ドトールで売っているシフォンケーキに似せてみました(汗)

 今回のシフォン・・ 実は僕にとって憧れと言うか、お手本のシフォンが有ったのです。
 ご存知の方もいらっしゃると思うのですが、ドトールコーヒーのお店で販売されているゴマシフォンがそれです。

 特徴は生地がうっすらとグレーがかっていて、丁度高さ方向のセンターあたりにクリームが薄く入っていて何とも
 上品にコーディネートされているのです。

 ネットではゴマの入ったシフォンの一般レシピは多く出ているのですが、色はどれも真っ黒!
 如何にもゴマが入ってる! と言う感じのもので、見栄えは正直、美しいものでは有りませんでした。

 <製作感想>
 今回、ネットでのレシピを参考に卵黄と薄力粉、及び黒ゴマとすりゴマを各25gずつ入れたのですが、生地がちょっと
 重たいのではないかと思われました。 ともあれ、メレンゲを加えるにつれてだんだんいつものシフォンの柔らかさに
 なったのですが、今度はオーブン180℃で35分ほど焼いても膨らみはいつもの8割程度。
 イメージで作ったのですが、ドトールのシフォンのシフォンは、黒ゴマは入ってなく、すりゴマとねりゴマで
 構成されている模様。 その方がグレーが綺麗かも知れません。 また何れ挑戦してみますね。

 ところで・・ 東日本大震災が発生して以来、僕の心の中にポッカリ穴が空いて、どうも手につかなかったスイーツ
 作り。  9ヶ月経過して、これじゃ駄目と、自分に奮い立たせて今回の製作に至りました。
 忘れていることも多く多難なケーキ作りでした・・(笑)


     写真は本物のドトール製ゴマシフォン


<レシピ>
・薄力粉 70g
・ベーキングパウダー 小さじ1杯
・卵黄 卵4個分
・グラニュー糖 30g(卵黄用に) + 40g(卵白用に) 
・ゴマ油 大さじ3杯
・卵白 卵4個分
・黒ゴマ 25g
・スリゴマ 25g
・バニラオイル 2〜3滴
・ぬるま湯 大さじ4杯

       完成したゴマシフォン  ちょっと生地が荒いような?・・            これはメレンゲ。 結構しっかりと作ったんですよ。 ツノもピンとなっているでしょ?  



     卵黄に小麦粉とゴマを入れ、それにメレンゲを少しづつ加える                       シフォンの型に入れた生地。 さて、結果は?



■ ポイント
01−薄力粉、ベーキングパウダーはミックスした後、3回ふるいにかけてたっぷり空気を含ませ、ここにごまを入れかき混ぜる。
02−オーブンは180度  ガスオーブンの場合、庫内の場所により焼け方が違います。
03−卵黄にグラニュー糖を混ぜあっさりとミキシング(かけ過ぎると風味が飛びます) サラダ油を入れて再度ミキシング。
04−バニラオイルとぬるま湯4杯を加えてなめらかに。
05−卵白からメレンゲを作ります。 ミキサーでほぐしたら砂糖一つまみ、泡立て機の後が残るようになったら1/2を、泡が立つ前に残りを入れ、泡のツノが立つようになったら終了。
06−03に01を加えミキシング。
07−06に05のメレンゲを加えるが、最初1/4程度を入れしっかり混ぜ、次に残り1/2を、更に残りを入れて混ぜるが、このメレンゲがふんわり生地を
   作るベースになるので、混ぜ過ぎないよう注意。(泡が潰れるとダメ)  このポイントが一番のカギとなるような気がします。
08−型へ作った生地を30センチ程の高さから流し込む。 これは大きな気泡が出来ないようにする為の配慮。竹串で数回ツンツンし中の気泡をつぶします。
09−180度のオーブンで35分焼いたら取り出し、シフォンの基本・・ そのままひっくり返して、生地の縮みを防ぎながらも自然に冷やします。
10−いただく時にホイップを使うときは一回で食べる量だけ作ることにしましょう。 (作りっぱなしで1〜2日経過すると分離しますので) 
   ホイップ200ccにグラニュー糖15gの割合でミキシングするとちょうど良い感じです。


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