気分はパテシエ / ミロワール・オ・カシス / 実技編    良かったら一緒にスイーツを作ってみませんか? 失敗も成功のステップなんですよ〜 (^_^;)

久しぶりにこのコーナーへのアップです。 2010年はスイーツのコーナーも頑張りますね。 さてさて、今回はぐんとレベルが上がるケーキです。
僕はクリスマスケーキ用として作ろうと思いましたが、何しろ初めての食材もあり時間が迫るにつれ意気消沈・・ 結果、クリスマスは家族に作るから・・と
話していた手前、時間切れで作れなかったので小遣いでショートケーキを買うはめになりました。 とほほ・・  
このケーキは年末の時間のある時に作る羽目になりました(笑) カシスを扱うのも初めて・・
そしてムースを作るのも初めてなんです。  どんなケーキが出来上がるのでしょうか、期待いっぱいでした。

  ■ レシピ(直径21cm)
  ・カシスムース : カシスピューレ120g、板ゼラチン10g、生クリーム 200g
  ・カシスゼリー : シロップ160cc(水:砂糖=3:1)、カシスピューレ80g、板ゼラチン5g) 
  ・共立スポンジ生地 : 薄力粉120g、卵4個、グラニュー糖120g、溶かしバター20グラム
  ・セミスイートチョコレート : 100g
  ・アンビバージュ : シロップ20cc(水:砂糖=3:1)、キルシュ酒10g
  ・デコレーション : イチゴ、ミント等













■ ポイント
01−カシスピューレは市販のものだとキロ単位での販売のようです。 そこまでは不要なのでお店のアドバイスにより冷凍カシスを購入し、
   自然解凍したものを潰しながら裏ごしして作りました。
   更にそれをぺーパーフィルターでよりキメの細かい液状に仕上げました。 なので購入した時より量はかなり少なめとなってしまいました。
02−スポンジは僕の場合小麦粉を3回ほど、これでもかと言うほど粉ふるいで空気を含ませます。
   一方、溶いた卵を電動ハンドミキサーで生地が白くなる迄混ぜます。 垂らした生地で文字が書ける程になったらミキサーを低速にしてキメを整えます。
   オーブン用の受け皿にクッキングシートを作った四角い型、四隅はホチキスで留めますが、これに流し入れます。 焼く時間は190度で15分間でした。
03−焼きあがったスポンジ生地は荒熱をとった後21cmの型で抜きます。 本当はケーキ側面に飾りを施す為、型より小さく19cmくらいのスポンジに
   すべきなのですが、今回は時間が無いため飾り無しと言う事にしましたが、最初から飾り無しで完成させるなら底が抜ける2段構えの型に生地を流して
   焼いた方が簡単でしょう。
04−型に抜いたスポンジを入れ、その上にアンビバージュを刷毛で塗り、5分ほど置いてから溶かしたセミスイートチョコを温めたのち薄く落とし固めます。
05−次にムースですがカシスピューレを湯せんで温めたところに板カンテンを入れ溶かします。 溶けたら今度は氷水に当てて冷やします。 
    生クリームを9分立てにしたものへ混ぜますが、何と綺麗な色だこと・・ カシスがもっと多いとよりピンク色に染まると思います。
06−カシスゼリーはカシスピューレにシロップを混ぜ40℃の湯せんしたところにゼラチンを入れ溶かします。 次に氷水の入ったボールにカシスの入ったボールを乗せ
    冷やします。 それをムースの上に流し込み、冷蔵庫で30分冷やしたら完成です。
   今回はとにかくカシスの量が少なかったので、ゼリーも僅か上に乗っている程度でしたがホントは5mmくらいの厚さにしたいものです。


● 作った感想。
味はカシスの酸味を少し感じますが、後からセミスイートチョコレートの甘さが残って高級な感じです。 家族からは大好評でした。
一番の問題はカシスピューレの調達ですね。 キロものを買うかどうかです。 でもカシスはあれこれ使えそうなので、僕は次回、これを購入しようと思いました。
(このホームページではガーデニングコーナーも在りますので、カシス苗を購入して実をここから調達したいと淡い夢を抱いています−笑)

サイドの飾りは今度紹介することにしますね。 初めての経験と言う事は出来上がってみるとこんなものか・・となるのでしょうけれど、やっぱり挑戦とは
「やるぞ!」と言う気構えが必要。 心の準備が必要なのですものね(笑) 

皆さんも是非挑戦してみてください。 メール戴ければ幸いと存じます。


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