気分はパテシエ・シュークリーム / 実技編 良かったら一緒にスイーツを作ってみませんか? 失敗も成功のステップなんですよ〜 (^_^;)
● 初めてシュークリームを作りました。
以前よりシュークリームは皮を作るのが難しいと聞いてました。 ちょっと二の足を踏んでいたのは事実ですね。(笑)
でも作らないことにゃ話しになりませんし・・ と、言うことで頑張って作ってみる事にしました。
結果は意外とそう手間かからず出来上がりました。 ははぁ・・ でもその中でポイントとなる点が幾つか有ることに気づきました。
それは・・
@ シューの皮を作る工程なのですが、全卵の量を決めるのは経験値で決めるということ。 つまり焼き上がり後の皮の硬さに通じるのですが、
硬い皮を望むのなら薄力粉の半分を強力粉に変更すること。 そして卵も2個程度で抑えることです。
逆に柔らかめの皮が望みなら全量薄力粉とし、卵は2個の他に1/2個程度以内の追加が必要となることです。(何れにせよ卵の量は経験値)
A 生地のふくらみサイズが分からないので今回は教本に書かれていた直径3センチをオーブンペーパーの上に絞り出しました。
しかし結果は生地が固めだったのでしょう。 思いっきり大きくは膨らみませんでした。(写真のものは大きく見えますが直径5〜6センチ程度)
然るに生地の硬さを考慮した天板への絞込み量が必要と感じた訳です。
ともあれ、焼きあがってケーキクーラーに乗せたらシュー独特の香りが部屋中に・・ 幸せの時間が流れました。
早く生クリームを入れなきゃ・・ ね。
オーブンの蓋を開けて写真撮影・・ たくさんのシュークリーム達がいました(笑)。 皮もしっかり割れているし・・ それっぽい感じがするでしょ?(笑)
完成品の写真ですよ。 本当はカスタードクリームとして調合すべきでしたが、シューの量が少ない事もあり生クリームとグラニュー糖のみで簡単にホイップしました。
でも味は価格の安い植物性ホイップとはケタ違い・・ 濃くホンモノでした。(笑)
左下のシューはちょっとヨダレが出てしまいました。 (ホイップが柔らか過ぎたか) でも初めてにしては上手でしょ?
シュークリームも色々バリエーションがあるようです。 今回は生クリームでしたが、次回はまた別のものを作ってみたいと思いました。
■レシピ (シュー生地用)
無塩バター50g
グラニュー糖 小さじ1杯
水50cc
塩 小さじ1/4
薄力粉 60g
全卵 2個
硬さ調整用全卵 1個
■ ポイント (今回はシュー生地のみ掲載 カスタードは次回とします)
01−小鍋に水、バター、グラニュー糖、塩を入れ沸騰させる。
02−弱火にして薄力粉を一気に入れ、手早く木べらで混ぜる。(約30秒間)
03−生地に透明感が出たら火から外す。
04−全卵を1/3加え、木べらで混ぜる。
05−残りの全卵を1/2、最後に残りを入れて混ぜる。
06−硬さ調整用の卵を入れる。 (ここが経験値となります 生地を持ち上げた時、ゆるく流れ落ちるくらいの生地硬さが必要)
07−オーブンペーパーをひいた天板に3センチ程度となるよう生地を絞る。 (ここも生地の硬さを考慮すべきで経験値と思われます)
08−形を整える為、僕はスプーンの底を水で濡らし整形しました。 最後に霧吹きで水をかけ、180度のオーブンで30分焼いて完了です。
一つ注意点ですが、焼いている間はオーブンの蓋を絶対に開けないこと。 シューの膨らみが無くなり凹んでしまいます。
僕はこの点は守ったのですが、完成してからケーキクーラーに乗せてから幾つかが少し凹んでしまいました。 結果として完全にシュー生地を焼くことが必要と分かりました。
もちろん各家庭のオーブン性能によっても違います。 僕自身は次回200度で焼いてみようかと考えているところです。
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