タイトル


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 暫くはマウスを休む予定でいたが、突然舞い込んだ山形支部標準マウス製作計画に協力することになった。調査と設計が終わり、やっと試作に漕ぎつけたCMOSカメラ搭載ロボットの試作は大きく遅れることになった。
 私の能力では、同時に二つの試作を並行して行うこと不可能だ。ましてや自分以外の人との協調作業なんざ、私の最も苦手とするところだ、子供の頃からさ。
 事務局の青木さんにおだてられた結果だろう、「豚もおだてりゃ木に登る」ってか。

 私は鉄腕アトムを見て育った世代だ。子供の頃からロボットを造りたいという夢をもっていたが、悲しいかな才能も無い上に努力もしなかったので、夢に近づくこともできず、ただ徒に時だけが過ぎていった。
 芝浦工業大学の春日教授のご指導をいただく機会にも恵まれ、小型の自律型ロボット、マイクロマウスを造って10数年になるが、心の底に住み着いたフラストレーションが消えることは無かった。
 私には、マウスのセンサは「センサ」であって、「ロボットの眼」とは思えなかったのだ。

 幸運にも某大学の先生より資料の提供とご指導をいただき、ここに、CMOSカメラという『眼』を持ったロボットの製作をスタートさせることができた。感謝。

 目標、とりあえずCMOSカメラで画像を取りこむ


1P 『これが人口網膜チップだぜぃ』の巻
2P 『自分のマシーンはどうすんの』の巻
3P 『まだ工事中なのだ』の巻






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