炭焼きはたいへん!

「木割り」

 これは木割りをしているところです。丹さんが次々にハンマーと金矢(かなや)で割っていきました。軽いと思っていたら重くてたいへんでした。ぼくは、なかなか金矢に当たりませんでした。

「あっためがま」

   たてこみをする前に「あっためがま」ということをしました。木をどんどん入れ燃やしていきました。一日ぐらい燃やし続けて、かまをどんどん乾燥させていきます。

「たてこみ」

 「たてまた」と言う道具で、かまの中に炭にする木を立てていきます。すきまがないように奥からどんどん立てていきます。この作業を「たてこみ」といいます。かんたんそうに見えたのですが、やってみたらそうかんたんではないことがわかりました。

 かまいっぱいに70本ほどの木が入りました。いよいよ火をつけます。つけるときは杉っ葉を使いました。「フーフー」とみんなで吹いて、火がついたときはうれしかったです。かま全体に火がまわったところで、石とねん土で口をふさぎました。のぞき穴もあけました。これは空気の調節穴にもなります。

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