お奨めDVDのメモ


「JOHN COLTRANE LIVE IN '60,'61&'65」

60年のトレーンを観る事ができるだけで大満足、こんな映像が今までなんで出てこなかったのか不思議なぐらいのお宝です。
ウイントンケリー、ポールチェンバース、ジミーコブ、トレーンという、マイルスクインテットからボスを抜いたカルテットで、マイルスお馴染みの曲を演奏しています。これらをカルテットの演奏で観ることができるとは、トレーンファンにはたまらない映像です。トレーンのテーマの歌い方にマイルスの影響が強く感じられたりします。
この当時のトレーンらしい歌い回しからシーツオブサウンド、フラジオの叫びへというソロ構成で、テナー吹きが真似したくなるフレーズでいっぱい。
さらに、よだれが出そうになるのは、スタンゲッツとコルトレーンの共演、こんな映像よく残っていてくれたもの、こんなの他にもどこかに眠っているのでしょうか。どんどん発掘して世に送り出して欲しいものです。ホワッツニュー、ハッケンサックの2曲で二人が共演してまして、音色やアンブシャ、歌いまわしの違いを比較できたりして鳥肌ものです。途中、ウイントンケリーからオスカーピーターソンに交代するのも凄い。
レアな映像の上に演奏内容も素晴しいという60年の演奏、これだけで絶対買いですね。
コルトレーンのバランスアクションの彫刻の様子や、演奏中の運指までよく観ることができるのも素晴しい。テナーのベルからスペシウム光線が発射されるという古臭いじゃまな映像効果が時代を感じさせてくれます。
当然ながらユーチューブで観るより、映像も音もきれいです。付属のブックレットのレアな写真もたまりません。(2007.9.13)

「DAVID LIEBMAN & STEVE GROSSMAN/The Lighthouse Omnibook」

MICHAEL BRECKER、JOHN ABERCROMBIE、MARC JOHNSON/Live at the Village Vanguard 3

「CHAKA KHAN/Signature Diva」 

ブレッカーブラザーズ参加の81年ライブです。高校3年生の田舎の少年が、ステップスのライブLP等でジャズテナーというものを意識し、サックス吹きに強く憧れた年でありました。チャカカーンやドナサマー等の音楽は、NHK−FMの番組「軽音楽をあなたに」でエアチェックしたものをBGMにしながら受験勉強に励んでいた覚えがあります。25年を経てマイケルの訃報を受けた今、あらためてこのDVDを手にしています。若々しいマイケルがチュニジアのソロを吹きまくる姿に感動したり、騒々しいステージ上で耳を押さえながら音程をチェックしたり、兄貴が中途半端に踊っても弟はマイペースな姿に納得したり、歌バンながら見所聴き所の多い作品です。サックスもトランペットもマウスピース近くに穴を開けてピックアップを取り付けている様子も見られます。それ専用ネックとして交換して使ったものなのでしょうか。(2007.2.27)

「GROVER WASHINGTON,JR./In Concert」

「BRANFORD MARSALIS、HARRY CONNICK,JR./A Duo Occasion」

「MIKE STERN/Live」

 

「CHICK COREA/A Very Special Concert」

 

「SONNY ROLLINS/Saxophone Colossus」

 86年8月のNY野外ライブ、63年のテレビ映像、86年5月の読売交響楽団とのステージが納められています。どれも、太く豪快なロリンズの音色とアドリブを聴かせるために、バックバンドや交響楽団が存在するといった感じで、ライナーにもあるように、ロリンズのワンマンぶりが発揮されています。ロリンズ夫妻やアイラ・ギトラーなど評論家達へのインタビューも多く収録されていて、日本語字幕が出ますが、どっかのジャズ雑誌で読んだ覚えのあるような内容です。ロリンズ自信が雲隠れについて語っているのも興味深いところです。見所はNY野外ライブでステージから飛び降りてこけてしまった場面、オーケストラのアレンジャーとのリハ場面あたりでしょうか。こけて寝転がったままバラードを吹き出す姿を見て、何が起こったのかと一瞬唖然としたバンドのメンバーが大うけしています。御大はカメラの収録が入って張り切ったのでしょうか。もう一つびっくりしたのはロリンズの手の大きさ、オクターブキーなどは、ほとんど左手親指の付け根あたりで操作しているのですね。80年代前半のロリンズは生で3回ほど拝みましたが、生で味わったロリンズの豪快さを思い出します。(2006.12.1)

 「THELONIOUS MONK/Live In '66」

 1966年ノルウェーとデンマークでのテレビ放送向けの演奏が3曲ずつ計6曲が収録されています。コンサート前にテレビ用に撮影したものでしょう。ノルウェーでの演奏はコンサートホールらしい場所に見えますが観客はいない様です。デンマークの方はテレビスタジオでの演奏の様です。照明がきついせいか、かなり汗だくになって演奏しています。モンクの指の動きや立ち上がっての振る舞いがよく見えて面白いです。クリントイーストウッド監督のモンクの映画もありますが、サックス吹きからすると、チャーリーロウズの演奏になると場面が切り替わってしまうのが非常に不満でした。このDVDはその欲求不満を解消してくれます。録音の音質もしっかりしてますし、アンブシャや指の動きなどクローズアップされています。楽器の様子もよくわかります。このテナーが現在山中師匠の手元にあるものなのでしょう。テナーのロウズはどの曲でも彼らしいトツトツとした味のあるタンギングのはっきりしたラインを聴かせます。フラジオかフレーズの終わりでもない限り、4部音符以上音を伸ばすことはまずありません。2曲目のブルーモンクのテナーソロはちょっと違和感がありまして、繰り返して聴いてみると、どうやらタイムをはずしてしまってるようです。モンクのバッキングのせい、それともベースラインのせいでしょうか。途中から一人だけ1拍先に行ってるように聞こえますがどうでしょう。(2006.12.2)

「CEDAR WALTON QUARTET」 「HORACE SILVER QUINTET」

 ドイツのTDKから出てる1976年UMBRIAジャズフェスティバルのライブ2枚、CEDAR WALTON QUARTETHORACE SILVER QUINTET、なんと30年前のGeorge ColemanとBob Bergの姿が拝めるのです。どちらもCaiman Americaから取り寄せました。Region Code NTST ALLで普通のDVDプレーヤーで再生できます。
 CEDAR WALTON QUARTETはCedar Walton(p) George Coleman(ts) Sam Jones(b)Billy Higgins(drs)というメンバー、BoliviaやNaimaといった曲目からイースタンリベリオンを連想しますが、Boliviaのイントロで始まったりしてうれしくなります。George Colemanというと、マイルスバンド在籍時代あまりに完璧で几帳面なラインを吹くため尖がった年頃のトニーウイリアムスに嫌われてたというマイルスの自伝ネタを思い出すのですが、ここでは奔放な感じで吹きまくってます。ヘェーと思ったのは循環呼吸を多用していること、これで延々と六連フレーズを吹いたりしてまして、どの曲でも必ずこの技を使わないと満足できない様子です。ステージ袖でGeorge Colemanの演奏をじっと見つめるBob Bergの姿もチラッと映っているのでお見逃しなく(人違いだったらごめんなさい)。
 HORACE SILVER QUINTETのフロントはBob BergとTom Harrell、これが映像で観られるわけでワクワクです。静かな風貌のTom Harrellと熱血青年Bob Bergの対比が面白かったりします。25歳の計算になるBob Bergは例のバランスにリンクメタルの組合せで、ちょっとオーバーブロウなんじゃないかというぐらい吹きまくってます。荒削りな感じでちょっと苦しそうにも見えまして、音色や吹きやすさを追求してこの後マウスピースを変えていったのかななどと勝手な想像をしながら観てます。ラストの名曲Song For My Fatherは、2菅でやる機会があったら演奏してみたい曲の一つです。以上2枚、サックス吹き必携のDVDでしょうか。(2006.1.2)

STING/Bring On The Night」

 映画タイトルはブルー・タートルの夢、学生時代吉祥寺の映画館のレイトショウで観て感動して、それから、友人にLDで見せてもらって感動して、あげくにコピーバンドなんかもやったものでしたが、なんでDVDで出ないのかとずっと不思議に思ってました。某ブログで発売を知り、即注文、翌日に届きまして、みんな若いやら凄いやら懐かしいやらで涙してます。ケニーカークランドはもう亡くなってしまったのでしたね。サックス吹き的に一番の鳥肌ものはDriven To Tearsのソプラノソロじゃないでしょうか。コンサートシーンでも吹きまくりです。日本語字幕が新しく書き換えられたらしく、より詳しくなっておりまして、ストーリー的にも新しい感動があります。日本語表現が映画の時より正確になってる感じで、ブランフォードの喋りも楽しめます。私の現環境では再生できないのですが5.1ch化されてもいるようですし、LDで観てる人にもお薦めです。ギルエバンスオーケストラとのライブなんかもDVDとして出てこないかなーと期待してるのですが、どっかに映像として残されてますよね、きっと。(2005.10.4)

「Sonny Rollins Live in MONTREAL 1982」 「Branford Marsalis A LOVE SUPREME LIVE」

 酒の席続きの3月末でしたが、空いた夜はこの2枚で楽しみました。Rollinsの2ギターバンドはアルバムReel Lifeや83年1月4日郵便貯金ホールでのコンサートが印象に残っており、再度映像で観られるのがうれしいです。来日時はBoby Broom & Masuo Yoshiakiの2ギターの他Russel Blake(b)、Tommy Campbell(drs)というメンバーでしたが、ここではBob Cranshaw(b)、Jack Dejohnette(drs)でアルバムの雰囲気に近くなってます。数ヶ月後の来日時の方がもうちょっと熱かったように感じるのは生で観た感動のせいかもしれません。オリジナル曲にスタンダードバラードを挟んだレパートリーも来日時と同じで、そういえばアンコールでAlfieやってたのも同じです。一番の見どころはMy Oneのエンディングでしょう。いろんな曲のモチーフを挟みながらソロで延々と吹きまくってまして引き込まれます。単音をリズミックに使った打楽器的な奏法もこの頃のRollinsの特徴でしょうか。この発展形がソロコンサートだったように記憶してます。最近のRollinsはまったく聴いてないのですがどんな感じですか。(2005.4.11)
 BranfordのA LOVE SUPREME LIVE、いまさら賛辞を送るのもなんですが、サックス吹き必携の作品です。3年前にFOOTSTEPS OF OUR FATHERSを聴いたときライブで確かめたいと思ったテーマを映像で観ることができたわけで満足です。ブルーノート東京でリアルタイムで観られれば最高でしたが、なかなかそうも行きません。FOOTSTEPS OF OUR FATHERSではその激しさに圧倒されっぱなしでした。この作品では深さというか神秘的な雰囲気というかそこら辺が増した感じで引き込まれます。インタビューとか、Branfordの一日みたいなおまけ映像が収録されており、個人練習風景なども見ることができて、素人サックス吹き的に興味深いものがあります。Michael Breckerがインタビューで何言ってるのか、私の英語力では聞き取れないのが残念でした。(2005.6.11)

「John Scofield LIVE IN MONTREAL」 「BEN SIDRAN in consert」

 テナーのリペア待ちに新潟古町のHMVを物色した際手に入れたDVD2枚。ライブでも聴いたことのある大好きなJohn ScofieldとBen Sidranですが、プラスしてJoe LovanoとBob Malachのテナーが映像付きで楽しめるとあれば買わずにいられませんでした。
 John ScofieldのはLive in Montrealシリーズの1枚でJoe Lovanoのぶっとい音と体、節回しが味わい深いです。Lovanoのテナーは同じシリーズであるチャーリーヘイデンのDVDでも観てますがフリーフォームの激しいソロばかりでした。ここではじっくり聞かせるいい感じでジャズしてます。Lovanoのテナーはコーンだと思うんですがマウスピースは何ていうやつなんでしょうか。(BBSにてフランソワルイであろうとの情報をいただきました有難うございました。)太くて温かみのある独特の音色です。
 Ben Sidranの方はドイツのテレビ番組がDVD化されたもののようです。Bob MalachはSidranのアルバムToo Hot To Touchを聴いてからファンになっておりまして、あの雰囲気を映像で観ることのできるのはうれしいことです。Malachはフュージョン好きのリスナーをそそるようなカジュアルな感じで吹きまくっておりまして、やって欲しいネタを全部見せてくれています。左手の指使いやフラジオのアンブシャなどもよくわかります。マウスピースはリンクのように見えるのですが違うでしょうか。リンクでもこういう音が出せるんだーなんて思いながら繰り返し観ております。(2005.1.2) 

「ELVIN JONES JAZZ MACHINE」

「David Sanborn & Friends THE SUPER SESSION U」

「JACO PASTRIUS LIVE IN MONTREAL」

「Joni Mithchell SHADOWS AND LIGHT」

 カリフォルニア州サンタ・バーバラでのライヴです。あまりに有名なこの”スペシャル”な79年のツアー映像、若かりしマイケルのプレイが見られるお宝です。学生時代LD版を友人宅で見せてもらいながら、スタンドに立つソプラノが気になってしかたなかったことを思い出しますが、この【完全版】では貴重なマイケルのソプラノも聴けます。しかし、ジョニ・ミッチェルのスケート風景がインポーズされており、マイケルのソプラノ演奏姿が隠されているのが残念です。マイケルの演奏はどれも素晴しいですが、特にゾクゾクものは、グッドバイ・ポーク・パイ・ハットとブルースナンバーのテナーソロです。繰り返し聴いたので一緒に口ずさめるほどですが、ジャコと触発しあってるこのソロ、とにかくシビレます。ソロ中でのオーバートーンの使い方、シドレ(レ)シドレ(レ)やレ(レ)ド#(ド#)ド(ド)レ(レ)ド#(ド#)ド(ド)など御馴染みフレーズの運指など、目で確認できるのも楽しいです。(2004.6.30)

「ONE NIGHT WITH blue noto」

 ジョーヘン、グローバーワシントン、グリフィン、チャールスロイド、タレンタインをいっぺんに観て感動しています。チャールスロイドってこんな吹き方をする方だったのか〜ピアノソロ中のあのパフォーマンス、ちょっと危ない人に見えてしまいます。最初に出てくるジョーヘンが素晴らしすぎです。ゴールドプレートかなと思わせるテナーが光まくってるところに、プレーは燻し銀、最高です。カンタロープアイランドの名演中の名演でしょう。吹いていないときの立ち振る舞いなど、今度のライブで真似してみたいと思います。(2004.5.18)

「STEPS AHEAD IN EUROPE

 コペンハーゲンでのコンサートかなと思ったら、美術館の中庭のようなところで収録されたものでした。観客がいないので、拍手が無いのがさみしいです。1983年、バンド名がSTEPS AHEADとなって同タイトルのアルバムも出ていますが、ここではSara's Touchも聴くことができます。
 メンバーはMainieri Brecker Gomez Erskine Eliasという御馴染みメンバーですが、Eliane Eliasが若々しくてまた別の意味で良いです(笑)。彼女は1960年生まれだそうなので、この時23歳の計算です。Gomezに憧れのNYへ連れてこられて間もない頃なのでしょう。凄腕ミュージシャンの中に入ってとっても気持ちよいピアノです。この後、某トランペッターにつかまったのでしょうか。時折見せる笑顔がかわいらしいです。
 さて、マイケルの演奏は期待通り。時間つぶしに立ち寄った池袋のショップで見つけたものですが、「おお!」というその瞬間の期待を裏切らない内容です。喉の手術を受ける前だったと思いますが、喉が広がり過ぎないように首に布のような物を巻いている姿がちょっと痛々しいです。(2003.3.30)

「STING THE BRAND NEW DAY TOUR」

「THE JAZZ CHANNEL PRESENTS HERBIE HANCOCK」

「the world according to john coltrane」

 Coltraneの音楽的生涯を周辺人物のインタビューを交えながら60分に凝縮してある作品です。彼のファンならみんな持ってると思いますが、私も年に数回じっくりと視聴するDVDです。連休の中日とか、仕事が一段落して平和な気分の時とかに通して観ることにしてます。これを視聴しながらいろいろ思い出します。高校時代に喫茶店で流れていたテナーの音にゾクゾクっときてマスターに聞いたらMilesのSo Whatのテナーソロだったこと、ジャズに馴染みない頃FM放送でたまたま耳にしたMy Favorite Thingsにえらく感動したこと、テナーを買いに石森へ行ったときのワクワクした気持ち、初めてセッションしたときの感動・・・。
 このDVDにはいろんな時代のColtraneが登場しますが、ロジカル、スピリチュアル、フリー、いずれの曲でも同じような感動を与えてくれます。テナーやソプラノを持つ姿が実にかっこいいし、彼の表情に賢さを感じます。素人ながらこの楽器を手にして良かった、自分の音で感情表現したいという気持ちにさせられます。なんか恥ずかしい文章ですが、Coltraneファンテナー吹きはみんなそんな気持ちになるんじゃないでしょうか。私が生まれたのは1963年春でなのですが、そんなことを意識するせいでしょうか、この前後のTraneの演奏が一番充実してるように思えます。ロリンズみたいに今も元気だったらどんな音楽をやってたんだろう。(2005.3.20)

「VINTAGE GETZ」

 このDVDは1年チョッと前に手に入れて結構繰り返して観てます。1983年カリフォルニア州ナパ・ヴェレイでのライブ、会場もいい感じのところで演奏とマッチしてます。全14曲、約106分の収録で、DesafinadoやIpanemaなどの曲に客が反応してる感じが伝わります。83年ですからVintageというほどの年代ではないですね。カラー映像だし、非常に若々しいMarc JohnsonやVictor Lewisの好プレーも楽しめます。楽器とかマウスピースとかアンブシャとかステージ上での立ち振る舞いとか・・・偉大なGetzのその辺はどうだったのかに目が行きます。楽器はF#キーのないセルマーのようですがとてもきれい、アンブシャはダブルリップのようにも見えますが上唇が薄いせいでそう見えるのでしょう。83年というと肝臓を患う少し前の時期でしょう。とても元気そうに見えます。立ち振る舞いも流石に堂々とした感じ。私の学生時代コンコードからリリースされたドルフィンなどのライブ盤を聴いたものでしたが、あの頃なんだなーという想いで観てます。万人向けに編集されるのは仕方のないところですが、映像の切り替えが速くて主役をじっくり見れないのが残念なところでしょうか。CDでもリードミスの多いGetzですがここでも同じなんですね。彼独特の音色をつくるセッティングによるものなんでしょうがちょっと気になったりします。(2005.3.20)

「VINTAGE COLLECTION 1958-1961」

 コールマンホーキンス、レスターヤング、ベンウエブスター、ジョンコルトレーンの姿を拝める貴重な映像集です。マイルスも大好きだったらしいアーマッド・ジャマルのピアノとか、ビリーホリディの姿とかも観ておきたい映像です。レスターの味わい深さが素晴しくて、もっと聴かなくてはと思わされる映像です。ベンウエブスターのあの音色がどんなふうに放たれるのかも興味深いところです。マイルス&ギルエバンスのSo Whatは有名な映像ですね。無茶苦茶かっこ良いです。若かりしマイルス、ギルエバンス、ポールチェンバース・・・ゾクゾクします。コルトレーンもテレビ向けを意識してか短めにソロをまとめていますが、周りのミュージシャンが彼の演奏に注目しているのがよくわかります。マイルスのタバコを吸う姿も格好いいですね。吹いてないときの立ち振る舞いとして参考にしましょう。これが自宅で観られるなんて幸せ。(2007.3.23)

 

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