CD REVIEW 1

 2002〜2003年 TOPページやBBSに掲載していたものをこちらにまとめました。   CD REVIEW 1

◆ SONNY CLARK - SONNYS' CRIB

 1957年10月、SONNY CLARKをリーダーとしたBLUE NOTEレーベルでの録音です。タイトルのCRIBとは溜まり場のような意味があるらしく、そんなリラックスした雰囲気が感じられるセッションです。Coltrane Byrd Fuller の3管フロントでテーマを分け合いながら演奏しています。我らがトレーンの聴き所は2曲目SPEAK LOWでしょう。テーマの歌い方がとにかくよくて繰り返して聴きたくなります。この曲はテナー奏者が好んで演奏する曲の一つだと思います。Steve Grossmanのテーマ部の吹き方を聴くと、このトレーンからの影響がはっきり分かってうれしくなります。3曲目のCome rain or come shineはボーカルものと同じ雰囲気、ややゆっくり目のテンポで演奏されています。テーマのメロディーフェイクを織り交ぜたトレーンのソロ、3連の表裏の歌い方が気持ちよいです。同曲はPrestige版LAST TRANEでも聴くことができます。テンポの違いによるトレーンの演奏を聞き比べるのも楽しいです。 (2003.12.23)

◆ MILES DAVIS - SOMEDAY MY PRINCE WILL COME

 1961年3月の録音、美しい新妻がジャケット写真を飾ります。自伝によると、この頃のマイルスはバンドが気に入ったものにならなくていらついていたらしいです。それはトニー・ロン・ハービー・ショーターとのクインテットになるまで続いていたようです。マイルスバンドを抜けたコルトレーンが2曲に客演し、当時の彼らしい自信に満ちた演奏を聴かせます。マイルスのオリジナルTEOはトレーンを意識して書いたのではないかと思わせる3拍子のモードナンバーで、スタジオ録音にしてはトレーンのソロが長めです。タイトル曲では、エンディングテーマかな?と思ったところにトレーンが出てくるような構成です。トレーンが吹かないALTERNATE TAKEも入ってまして、彼の客演度を示していると思います。自伝によると、マイルスは50年代のマイルスバンドのコルトレーンの演奏を高く評価してまして、これ以降のトレーンを指して次のように言っていました。「今やトレーンは、自分のために演奏するだけで、グループのためにやっているとは思えなかった。オレはいつだって、バンドとして一緒にやって初めて、素晴らしい音楽ができると考えてきたんだ。」
 ハンクモブレーをフューチャーしたOld FolksやI Thought About Youといった曲も収録されていて、素人サックス吹き必携のアルバムです。10年ぶりぐらいに聴いたのですが以前の印象に増して良い感じです。(2003.11.27)

◆ STEVE GROSSMAN - HOLD THE LINE

 学生時代,、コルトレーンの影響を強く感じさせる鋭角的な演奏にしびれながらGROSSMANの入ったLPを集めていました。彼のスタンダードナンバーが聴けるLPが日本のレーベル(サウンドデザイン)から発売されることを知って、発売日にゲットしました。ベースとのデュオアルバムNEW MOONでOUT OF NOWHEREをロリンズ風に演奏していますが、それを思い起こさせる内容に驚くとともに夢中になったものでした。CDはDIWからの発売で1曲RAY'S IDEAが追加され、ジャケット写真や曲順も変更されています。LP版ではWABASHからスタートしていました。このLPはJazz Life誌で随分センセーショナルに取り上げられ、佐藤達哉さんの解説などもあって興味深く読んだ覚えがあります。この後立て続けに、WAY OUT EAST、KATONAH、VOL1、VOL2、LOVE IS THE THINGなどのLPが発売され、さらに86年の来日へと続きました。このジャケット写真のセーター姿は見覚えがありまして、86年2月のSOME DAYでのライブ風景ではないかと思います。STONE ALLIANCEやPERSPECTIVE等のLP群は田舎に戻るときの荷物整理で全て中古屋へ置いて来てしまいました。カセットテープに落としたものを聴き返し、スティービーワンダーの名曲CREEPIN'のカバーに感動したりしています。田舎に戻ってからはなかなかサックスを手にする余裕の無さから、意識的にGROSSMANのCDへは手を出さずにいました。最近、IN NEW YORKやDO ITを耳にし、その内容の素晴らしさに感動しています。86年1月17日18日GROSSMAN信者の集いライブ音源、某所で入手したニューヨークでのライブ音源なども愛聴盤です。もう一度GROSSMANのコピーに取り組んでみようと思っていたところ、Jazz Life誌11月号にBYE BYE BLACKBIRDのコピー譜が載ってるのを見て驚いたりしています。(2003.10.22)

◆ Wynton Marsalis - Wynton Marsalis

 1981年録音、Wynton Marsalisの初リーダーアルバム。これも繰り返し聴いたホント美しい作品です。82年、自己のクインテットで来日した時は9月22日中野サンプラザホールに出向きました。20代前半のMarsalis兄弟はビシッとスーツで身を固め、生音かと思わせるような音量で、ほとんどPAを通してないような感じのコンサートだったと記憶しています。写真はそのときの日本ツアーのパンフレットです。1曲目のFather Time、5曲目のSister Cheryl(Tony Williams作)が特に好良い感じです。BranfordのTs Ssはこれが新主流派だぜ、とばかりの非常に格好よい演奏を繰り広げています。この人のサウンドに新鮮さ・新しさを感じたものでした。この兄弟のデビューを契機に再びストレートなジャズが盛り上がって行ったように思います。その後、Branfordのクラシック作品を買って聴いてみて、JAZZをやってるときとまったく音色が違うのに驚いたものでした。道具も使い分けていたようです。(2003.10.5)

◆ KEYSTONE 3 - ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS

 Bill Pierceの名演In A Sentimental Moodが聴ける1982年のライブアルバムです。Bill Pierce先生は、バークリーオールスターズのピットインライブで拝聴した他、アルバムも数枚聴いていますが、ここでの演奏が一番熱いと思っています。このIn A Sentimental Moodは学生時代けっこう参考にした覚えがありまして、手放したLP盤を思い出しては聴きたくなって探していました。アルバムタイトルを忘れてしまい見つけ出せないでいたのですが、最近やっとHMVの曲名検索でヒットしました。Wynton(tp)、Branford(as)、Bill(ts)の3管アンサンブルとそれぞれの凄まじいソロが聞きものです。数あるJAZZ MESSENGERSの作品の中でも最高峰と言えるこのCDが、たったの1,399円(amazon.co.jp 税別)で買えるとはなんと言ってよいやらです。(2003.9.16)

◆ NEXT ALBUM ・ EASY LIVING ・ LOVE AT FIRST SIGHT - SONNY ROLLINS

 懐かしいアルバムをCDで購入コーナーはロリンズシリーズに突入しました。中古レコード屋やレンタルレコード屋、友達のコレクションとか馴染みのジャズ喫茶にもお世話になりながら沢山聴いて来たロリンズです。しかし、メディアがLPからCDに移行した頃、他の多くのサックスプレーヤーにも興味を持ち始めたためか、自分でもびっくりするぐらい持ってるCDの数が少なかったりします。1981年ライブアンダーザスカイ・1983年来日コンサートのエアチェックテープとかもお宝で、そのうちCD-Rにしておこうと思っています。まずは「NEXT ALBUM」と「EASY LIVING」の2枚です。「NEXT ALBUM」は何回目かの雲隠れから姿をあらわした1972年の録音ですが、ロリンズの名盤として扱われないのが不思議です。エレピを使ったり、ソプラノサックスを吹いたりしているのがそれまでと違うわけですが、豊かな音色・歌うサックスはそれまで以上に素晴らしいです。たった8小節のコード進行を繰り返す3曲目The Everywhere Calypsoはダイアトニックなスケールのみでよくこれだけ歌えるものだと感心しながらコピーしたものでした。マイナーブルースの4曲目、5曲目SkyLarkのエンディングで延々と吹くテナーソロなどロリンズファンなら是非聴いてもらいたい1枚です。「EASY LIVING」はIsn't She LovelyやソプラノのMy One And Only Loveで御馴染みのアルバムで説明不要と思います。さて、次のCDは何にするか、大好きな「Love at First Sight 」「Reel Life」あたりが欲しいところです。マイケルの新作も気になります。(2003.8.16)
 先月のロリンズシリーズの続きとして、「LOVE AT FIRST SIGHT」をゲットしました。このアルバムのメインはキーを変えての再演、3曲目の「STRODE RODE」でしょう。Stanley Clarkのベース、Al Fosterのドラムにゆったりと乗っかったテナーが気持ちよいです。サキコロのバージョンも良いですがどちらか選べといわれたら私はこっち。バンドで演りたい曲の一つです。三連の真中を吹く練習曲としても有名(?)ですね。ジャケット写真の宙に浮くテナーはな何故かマウスピースが逆さまに付いているますが、MichaelのDon't Try This At Homeと並べて飾りたいCDでもあります。(2003.9.16)

◆ YOSHIYUKI YAMANAKA with BARRY HARRIS TRIO - YOSHIYUKI YAMANAKA

 山中良之師匠のアルバム「YOSHIYUKI YAMANAKA with BARRY HARRIS TRIO」、師匠のサイトで何度も試聴していたのでしたが、今ごろやっと手に入れました。田舎に引っ込んで10年になるとはいえ、まったく失礼な弟子であります。このアルバムにスタイルの変容を聴き取りながら、山中師匠の音楽への誠実さを想います。「ジャズテナーは音色とタイムだ」と某人気サックス奏者も言ってますが、そんな言葉を思い浮かべながら聴きました。ライナーノーツの一節「Behind the his success story, he has put much effort to develop and establish his music style. He first tried to emulate John Coltrane as many tenor saxophonists do.・・・・・・」、私が師匠を追っかけていたころがこの頃だったろうと思います。Coltraneに浸りながら「日本人テナー全部聴いてやろう!」と都内のライブハウス巡りをしていた学生時代、バベルセカンドで師匠に出会い、「この音だ!」と確信して弟子入りをお願いしました。あれから10数年を経た今、「現在の生音を聴かねば」と思いながらこのアルバムを聴いています。(2003.8.13)

◆ MERGE - JACK WILKINS

 1977年録音、ギタリストJACK WILKINSのアルバムYou Can't Live Without It、マイケルブレッカーがInvitationやFreight Traneを熱く演奏しています。佐藤達哉さんのマイケルブレッカーアドリブコピー集にもこれから数曲が掲載されていました。当時マイケルフリークが探し歩く一枚でした。 ギター弾きの友人に何度か聴かせてもらったことを思い出しまして、CDになってるはずとネット上で探してみたところ、MERGEというタイトルで出ていることを知り、入手しました。このアルバムはJACK WILKINSの2枚のアルバム(Merge/You Can't Live Without It)が一枚のCDになったものですが、マージされる前のアルバムMerge(ややこしい)は、高校時代JAZZのアルバムとして購入した2〜3枚目のLPでした。「JAZZのLPでも買ってみよう・・・。」と思ったときに、道路標識のジャケット写真がかっこよく見えたので手に取りまして、わけもわからずBGMとして聴いているうちにだんだん好きになった記憶があります(こちらはマイケルは不在)。メンバーはBrecker兄弟にEddie Gomez、Jack DeJohnette、Al Foster・・・。やや荒削りでスピード感溢れるマイケルの演奏に若々しさのようなものを感じます。(2003.7.19)

◆ LIVE AT VILLAGE VANGUARD 11-02-1961 - JOHN COLTRANE

 Coltraneはマイルスバンドに加入した頃から至上の愛あたりまでを愛聴してきました。実はそれ以降はあまり正面から聴いたことがありません。至上の愛が録音されたのは私が生まれた次の年なのですが、そんな時代の音楽を好むというのは、JAZZを聞かない人から見れば信じられないことかもしれません。素人サックス吹きとしては、この間どの年代の演奏を聴くもコピーするもお勉強になるわけですが、現在の私に一つ選べと言われれば、これになります。11月1、2、3、5日の四日間にわたるVANGUARDでの音源から、曲の好みもあって11月2日を選びたいです。Softly・・・のコピー譜をもう一度テナーで練習してみようと思っています。(2003.7.12)

◆ PAPER MOON - THE DAVE BRUBECK QUARTET

 学生時代レコード盤で好んで聞いたうちの1枚、Jerry Bergonziのテナーが良いです。ペンタトニックを上手く使った演奏であるらしいのですが、素人サックス吹きには理論的なところは良くわかりません。でもとにかくかっこよいです。4ビートでの8分音符でウッタウッタウッタウッタという特徴的なタンギングを効果的に使うから明るい感じに聞こえるのかな?なんて考えて真似てみたこともありました。フレーズは「あなた、コルトレーンが好きなのね、ホントに!」という感じなのですが、なんと言うか、明るいコルトレーンなのです。I Hear A Rhapsodyの一部をコピーしたことなど思い出しながら聴くのもまた楽しい。録音は1981年、復活マイルスが日本ツアーをしてた頃です。(2003.6.23)

◆ Time Again - David Sanborn

 サンボーンのアルバムコレクションはそんなに多くありません。スタンダードナンバーが多く、彼の作品ではかなりジャズ寄りの感じかなと思います。イズントシーラブリーといえばロリンズの演奏が思い浮かびますが、それとはまた違ったスローな演奏です。シュガーとかテキーラとかハーレムノクターンとか、サンボーンがアルバムに吹き込むとはちょっと新鮮な感じで楽しいです。(2003.5.27)

◆ FOUR ‐ Joe Henderson

 聞けば聞くほどよくなって来て、かなり繰り返し聞いています。耳になじむフレーズと真似できるようになりたいなというリズミックなフレーズ、味のある崩し方、言うまでも無く素晴らしいテナーです。Autumn Leaves 、Four 、On Green Dolphin street・・・ ジャムセッションでよくやるようなスタンダードナンバー、真似できそうなところ、コピーしてマイナスワンと合わせてみたりしながら楽しんでいます。(2003.5.14)

◆ American Dream - Charlie Haden with MichaelBrecker

 パットメセニーの80/81とかClausOgermanとBreckerがいっしょにやってたアルバムの感じを思い出します。高校生の頃、今田勝さんのアルバムにBrecker兄弟が客演したやつを聞いて感動したものでした。あの中の1曲の雰囲気と似てるような気がします。そんな懐かしさを持つアルバムです。我が子と遊びながら聞いた第一印象はこんな感じ。(2002.10.27)
 じっくり聞き返してみました。2曲目Travelsがいいです。懐かしさのもとはこの曲にあったことに気づきました。誰の曲かなとクレジットを見るとLyleMaysの曲。曲の始まりのふわっとした雰囲気が気持ちよいところに、これぞテナーの吹き方お手本といった朗々としたメロディーが続き、腰のあたりからスイングジャーナル☆☆☆☆☆マークのオジサン状態にされてしまいます。(2002.11.3)

◆ I CAN FOREVER - Harry Allen

 O Grande Amor を演っているアルバムをタワーJPで検索して購入した内の一枚で、初めて聞くテナー奏者です。かなりのGetz好きなんだろうなというのが聴いた第一印象、フレージングがとっても上手くて楽しいです。真似てみようという気にさせる演奏をしてくれます。アコースティックギターとのデュオのO Grande Amor 、サンバ仕立てのA Felicidade が特に良いです。泣く子も黙るスイングジャーナル選定ゴールドディスク、日本人受けしそうなテナーです。2002年5月の録音です。(2002.12.7)

◆ THE SOUND - Billy Ross

 1994年の録音、Getzの演奏で有名な曲集です。英語版なので説明書きの意味が良くわかりませんが、サックス小僧の頃Getzと一緒に写った写真やサインがライナーノーツに印刷されていたりして、こちらもかなりのGetzフリークらしいです。ウエストコーストの雰囲気が漂うカルテット演奏で、Four Brothersだけビッグバンド仕立てです。tenor,alto,soprano,flute,alto fluteと曲によって持ち替えて、太い豊かな音色で好印象を持ちました。目当てのO Grande Amor、ピアノトリオでベースソロ、ピアノソロと続いた後にテナー登場、Getzのコピーフレーズで始まり、これでもかとGetzごっこが続く、エンディングまでGetzのコピー、アイドルなんですね。(2002.12.8)

◆ Bop Boy - Bob Mintzer

 Bob Mintzerのサイトで試聴できる。こういう日本人向けスタンダード集だと好きな曲中心に聴きたくなります。Invitation , Speak Low がいいです。いつもながらリラックスした感じ、きちっとした演奏で、ソロの組み立てや展開の仕方、フレーズのリズム使い等、フムフムと聴いてるうちに時間が過ぎていきます。素人テナー向けお手本演奏集と言えるでしょう。Gomezのベースも久しぶりに聴きました。御馴染みフレーズでやっぱりGomezなのでした。Gaddのドラミングも同様です。(2002.12.15)

◆ 4 generations of miles - george coleman  mike stern  ron carter  jimmy cobb

 このメンバーでこんなアルバムが出るとはちょっと驚きました。JazzOnlineで試聴して注文です。50年代後半あたりのマイルスクインテットで有名な曲のライブ演奏が楽しめます。2002年5月の録音。復活マイルスバンドのSternを思い出させる81が楽しいです。Sternを除いては結構なご高齢セッションですが、リズム隊がつくり出すスイング感が若々しlくて驚きます。その上に乗っかるテナーオヤジはどうかというと、ややよれた感じ。CD製作を意識して短めのソロにまとめたのか、少々物足りない感じもします。この時、george coleman 67歳 mike stern 49歳 ron carter 65歳 jimmy cobb 73歳だそうです。 Liebman Grossman Evansとサックスをチェンジしてこのシリーズをやってくれたらうれしいですね。ドラムにAl fosterってのもお願いします。(2002.12.7)

◆ BAR TALK - Jeff"Tain"Watts 

 RaviColtrane BranfordMarsarlis MichaelBrecker という3名のサックスが聞き比べられるうれしいアルバムです。曲やアレンジも多彩で楽しめます。ケニーカークランドに捧げた曲 TONALITY OB ATONEMENTのBranfordのソプラノが特に良くてこのアルバムのBESTです。JAZZに馴染みのない方でもSTINGの.Englishman in NewYorkの間奏を吹いているサックス奏者と聞けば、「あれかっこいいよね」と言ってくれるのでは?
 Raviのソプラノもなかなかの味。ビブラートのかけ方がプレーヤーによって微妙に違うのが比較できまして。一緒に喉でアウアウアウアウなんてやりながら聴きました。6曲目KISSの演奏もなかなか好み、ソプラノとギターのユニゾンのテーマがきれいに響きます。
 MR-JJではなんとBranfordとBreckerが競演しています。小川隆夫氏のライナーノーツには、「コルトレーンから影響を受けたサックス奏者だけに、どちらがどちらよく判らない」「自信がない」と言いながらではありますが、「Breckerに続いてBranfordのソロが登場・・・。」と書いてありますが明らかに逆です。Breckerのソロ、Branford風の出だしから次第におなじみフレーズで盛り上げます。
 最後の曲...Like The Roseで再びBrecker登場、このアルバムの音色はいつもよりダークな感じです。ドラムのパターン変化が楽しい曲、Breckerがこれに乗っかって吹きまくり、高音域変え指で駆け抜ける感じのフレーズが冴えます。この曲だけボーカルが入っているんだけど不要だな〜。インストチームでバダバダバダバダドシャーンと終わって欲しかったです。(2002.10.27-11.4)

◆ footprints live - WAYNE SHORTER

 うーん、最近のSHORTERは気合が入っているとはきいていましたが、確かにそれを感じます。第一印象、私にとってはJuJuのメロディーが懐かしい・・・だけでしたが、NHKBS2でモントルージャズフェスのショーターバンドを観て感動しました。ライブで直に聴かないとわからない世界かもしれないです、これは・・・。(2002.10.30)
 NHKBS2で深夜に1週間続きでジャズライブをやってくれました。超地方在住の私にとってはうれしいかぎりです。東京ジャズ(1)でハービーハンコックのグループに感動してたら続いてSHORTER登場、うーん凄い、別次元を感じました。どう表現してよいかわからないですが、最近のSHORTERの世界を堪能させていただきました。(2002.11.3)

◆ FOOTSTEPS OF OUR FATHERS - BranfordMarsarlis

 父とはコルトレーン、ロリンズ、のことでしょう。それにしても気合が入っています。STINGのビデオクリップで片手を挙げながら内股ステップをしていた人とは思えない。こんなレビューでは失礼なので、後日、元気なときに正面から聞いてもう一度書くことにしたいと思います。(2002.10.27)
 Coltrane演奏と比較して聞いてしまうのですが、よくこんなテーマに取り組んだものだと感心します。くつろいで聞く音楽でないことは確かです。売れる売れないなんて関係ない境地なんだろうなと思ってたら、自分のレーベルからの発売なのですね。是非ライブで聴いてみたいです。JAZZ LIFE誌2002年12月号に特集記事が載っていました。(2002.12.15)