白山皇大神社・総宮神社・2002.915.16 その一

  長井の黒獅子祭りのフィナーレを飾るにふさわしい勇壮な祭りが。今年も9月14日15日16日の三日
 に亘っておこなわれた。今年も16日には伝統の雨が降り、肌寒さも感じられたが、笛や太鼓に集まった
 大勢の子供たちが参加して、いよいよ地域の祭りの開催である。

  小出は館町の白山神社・皇大神社とがあり、14日は皇大神社から出て15日には白山神社に獅子が  入る慣わしである。白山神社に獅子が戻る予定は午後10時、しかし待てど暮らせど獅子は帰ってこな
 い。ようやく太鼓の音が聞こえたのは午後11時を過ぎた頃、いやはやこれから神社周辺の家々を廻り、
 悪魔払いをするというのだから・・・大変な事である。
  
  《白山神社 例祭9月14日15日》
  祭神 いざなぎの尊・いざなみの尊
  創 建 
   鎌倉時代はじめ、長井時広の臣、大須賀長光がこの地に館を構え(館町の起こり)、加賀の国白山
  神社の御分霊を勧請し他のが始まりと伝える。室町期に宥日上人が阿弥陀如来を本地仏として
  祀ったという。
   米沢三代藩主定勝のとき改築されたのが現社殿で、大正二年仁王門を寺地に移し、石の大鳥居
  を建てた。
   拝殿の社票は平田篤 の筆。神木大ケヤキは樹齢700年といい市指定天然記念物。
   《中央地区史談会・中央地区文化振興会》

    おしっ様が来たのは真夜中の11時過ぎだった・・・

   毎年小出のお祭りというと雨に見舞われていた。昨年も、ものすごい雨だった。しかし、今年は信じ
  られないような、穏やかな祭り日和となった。15日は、宮の総宮神社もお祭りで、長井の黒獅子は
  いよいよ終わりを告げている。
   おしっ様が来て、舞いを舞って、お神酒を出して、歯打ちをして・・・そして家内安全や五穀豊穣
  を祈り、ついでに健康でいられますようにと願って、そして獅子は去っていった。
  
  

   祭りに協力してくれている?子供や女の子たち、さすがにこの時間ともなれば小学生はいなかった。 
  しかし、中学生はまだ沢山いて、獅子連の主役近い存在で、氏子総代の人はさすがに疲れきって
  いるようだった。

   予定より二時間遅れた理由・・・それは、スーパーなどで寄付をもらったため  頑張ってサービスしたためとか

  

    ここの肉屋さんで、しばしの休憩、もろきゅうとビールが振舞われた。

  
  

   しし連が休憩中は、おしっ様も飾られて休息する。近くで見ると
  威厳があり、何か敬愛の情が湧く感じだ。
  

   

   かわいらしい子供と一緒におしっさまを見に来た奥出さん。
  市内の企業に勤めていられる・・・。 


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