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    日本選手権大会レポート

 
当日の気温15,1度で女子の部スタート、水温20,2度、この季節としてはまずまずの
コンディション、お台場の特設会場には選手権大会にふさわしい雰囲気が漂っていて
観客も緊張しながらレース観戦となった。水泳は750メートルを2周回、
バイクは10周回をする、見るものにとっては最高のレース観戦が出来る分だけ
選手にとっては厳しいルールとなった。


水泳の遅れは致命的だった!!

わが東北勢は西内・菊地を除き
しかし、代表選手には
感謝でいっぱい

 バイクの周回遅れは即失格を意味
している。したがって、水泳の出遅れはすべての致命的ものとなり、女子は
40名参加して、結局完走したのは
23名。男子は74名中37名という50%の
完走率という厳しいものとなった。


 当初から、「スイムのタイムが気がかりで、何とかバイクの周回遅れにならないよう練習に
努めてきた」とは山形県協会白幡選手であった。残念さがにじんだものではあったが、しかし
これからの課題もはっきりしたといえる。大志田選手、伊藤選手ともみな共通のこと、破れは
したが、正正堂堂戦った。しかしハードルは高く壁は厚かったということで、東北勢の
選手強化の最大ポイントはまず水泳にある。
  シード選手の西内選手、最後のラン勝負に賭けた西内選手の追い上げも4位にとどまり
ジャパンランキングも2位となり山本淳一選手に逆転を許し2位。
菊地選手も14位と不本意な戦績であった。

 今年の酒田大会招待選手の庭田選手は2位に入り、シドニー代表の貫禄を
見せた。 
 また、本大会を制したのは
関根明子選手で庭田選手同様
さすがオリンピック代表という見るものに
とっても圧巻のレース展開であった。

 
 水泳トップはジュニアの選手田山、1,5キロを
19分02秒で泳ぎきっている。 まさに脅威である。
しかし、これでなけれは世界を視野に入れることは
出来ないという現実でもあった。
 今回の大会には、山形県協会から2名の審判
協力申し出があった。前日から現地に入り、
レースの安全と審判業務の研修に役立ったものと
思う。本当にご苦労様と申し上げたい。
 そのほか大会視察に来ていただいた志村
副理事長、加藤広報ブロック担当にも感謝して
おります。今回の課題はブロック協議会事業
報告会で十分議論して来期に結びつくことを
切望いたします。


 




©Mitsuo Gamou on the Web 2001