本県の豊かな森林を県民共有の財産として保全し、未来に引き継いでいくためには、森林整備への公的資金の投入が不可欠であるとし、本県では、今年度から森林整備のための「やまがた緑環境税（県税）」を導入した。この事業を円滑、かつ永続的なものにするためには、県民の森林の重要性に対する理解がポイントになる。
　 このためには、より多くの県民が、森林に入り、森林に触れ、森林に関わる機会を提供していくことが必要である。現在、県内には、多くの森林関係ボランティア団体が存在しているが、限られた地域の限られた住民により活動を行っているのが現状である。
　 そこで、県内の森林関係ボランティア団体が連絡協議会を組織し、情報交換をし、お互いが支援活動を行い、それぞれの組織の強化を図るとともに、県民の森林環境教育の一翼を担うべき県民に一元的な情報発信をし、広く県民の参加をしてもらう機会を創出する。
　まず、県央の村山地域のボランティア団体で発足し、段階的に全県内に参加を呼びかけていく。

○やまがたの森ボランティア連絡協議会の活動概念図