1月15日は小正月と言われ、私どもの辺りでは、いろいろな行事をします。これは、「だんごの木」と呼ばれるものです。ミズキという木にだんごやふながしをさげます。このふながしは、鯛や米俵、小判、お大黒様等を形どったものです。主に火事を出さないための「火伏せ」の願いをこめて行うそうです。他にも五穀豊穣、家内安全、無病息災等の願いがこめられているそうです。
同じく1月15日、私どもの辺りでは、「さいとう焼き」という行事を行います。「やははえろ」と言いながら行うで、通称「やははえろ」とも言います。正月のしめかざりや体の悪い部分をふきとったテイッシュなどをもやします。「目糞、鼻糞とんでいけ!」と言うと、病気にならないと言われています。今年1年の家内安全や無病息災などの願いがこめらられていると思われます。昔は一軒一軒おこなっていたのですが、最近は町内会単位で行っているのが多いようです。
Takahashi家は雪国に所在しておりますので、車で数十分も走れば複数のスキー場に行くことができます。この日は天気もよく、絶好のスキー日よりでした。
節分の日、Takahashi家でもまめまきを行いました。長女が幼稚園で作った鬼の面をパパがつけました。子供達は容赦なく、鬼にまめをぶつけていました。
冷え込んだ朝は軒下につららができます。この日も1mほどに成長したつららが見られました。朝日に輝いてとても美しいです。
この年は雪がかなり積もりました。上の写真は全て同じ場所(部屋の中)から撮影したものです。左の写真はは雪下ろし前で、雪が目の高さまで積もっています。まん中の写真は、左半分のみ雪下ろしをしました。右の写真は雪下ろし完了後です。視界が開けました。
子供達も成長し、雪下ろしを手伝ってくれるようになったので助かります。天気のよい日の雪下ろしは、ある種の爽快感があります。
下ろした雪で、この年もかまくらを作ることができました。
数年前から、市内の中心部で簡単な雪燈籠をたくさん作り、蝋燭をともすイベントが行われるようになりました。駅に行ってみると、列車の雪像に明かりがともっていました。我が家でもバケツを使い、作ってみました。じゃまな雪を利用した雪国に暮らす人の知恵なんでしょうね。
2月下旬、雪の壁に穴をあけ、その中にろうそくを置き、雪灯籠をつくりました。蝋燭の明かりのやさしさと雪のやさしさが幻想的な光を作り出しました。
おひな様をかざりました。パパは男兄弟だったので、Takahashi家にはおひな様がありませんでした。長女が生まれたときに、ママ方のじいちゃんばあちゃんからお祝にいただきました。今年で6回目のおひな様飾りでした。
2月も末の雪となりました。この辺りでは3月になると、雪が積もっても間もなくとけてしまいます。春のあわ雪といったところでしょうか。舞っている雪がフラッシュで輝いています。
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