04_01 タイトル


実潜の画像


 右の写真は、Thor Design社のHPの Los Angelesの画像

 外国のウエブを検索するには、Googleが便利だ。『模型潜水艦』を検索するのに、「model」と「submarine」で検索して、翻訳サイトで日本語に直してチェックしていた。

 たが、もう少し便利なところを発見した。それは、Excite 翻訳というサイト。
 なんと、日本語で、『潜水艦 模型』と入れると、翻訳して検索してくれるのだ。おまけに、見つかったサイトは、そのまま日本語に翻訳してくれる。
 英語の駄目な私には、とっても便利なサイトだった。

 最も私が興味をもてたのが、Thor Design社の Los Angelesの模型だった。



模型の全体画像


 左の写真は、 Los Angelesの模型の全体像

 
 この型の潜水艦を選択した第一の理由は、組み立てが簡単であることだった。最も好きな潜水艦、UZCのキットを販売している会社もあったが、実艦に忠実にスケール化されていて、組み立てが非常に難しいキットでもあった。

 夢を一杯積め込んだ模型は、完成すれば喜びも大きいが、夢に押しつぶされて挫折することもある。まずは1台完成させるのが先決との判断で、組み立て易いと思われる近代の原子力潜水艦を選択した。

 第ニの理由は、Thor Design社の ホームページに、潜水艦の造り方が詳細に解説されていた。この解説は、製造会社を選択する上で、私の評価は非常に高いものとなった。

 製作中の潜水艇の参考にさせていただいている。お奨めのHP。



模型の後部画像


 右の写真は、 Los Angelesの模型の後部の画像

 第三の理由は、スクリューが1軸であること。単純に考えた、2軸では1軸の2倍大変だろうというだけのこと。
 特に艦体後部には、スクリューと後部潜舵、方向舵が取り付く、干渉しないようにするのは、かなり面倒な作業のように思えた。
 スクリューシャフトが2本なら2倍以上難しいとおもえた、初心者が選択すべきではないだろう、きっと。

 第四の理由は、スクリューにシュラウドが付いていないという理由による。個人的にシュラウドが嫌いなのだ、どう見ても美しくない。どうせ造るなら、自分の好みであって欲しい、性能はそこそこで充分なのだ。
 Thor Design社には、SewWolf という潜水艦のキットも有ったが、艦橋の形が私の美的センスでは受け入れ難いものだった。おまけに嫌いなシュラウドも付いている。
 詳細な検討をする以前に没。

 第五の理由は、スクリューがスキュードタイプあったこと。近代の潜水艦はキャビテーションの発生を遅れさせるため、殆どの艦がスキュードタイプのクリューを使っている。
 私の好みにピッタリ、美しいと思う。

 こんな理由で、Thor Design社の Los Angelesを選択した。

 【お詫び】 ここに掲載した画像は、 Thor Design社 の画像を無断で借りてます。
 【Apology】 The picture carried here borrows the picture of Thor Design without notice.





  以下に、輸入に成功するまでの経過を掲載する  




  3月29日(月)   
 Thor Design社に Los Angelesの模型の詳細を問い合わせた。
 日本語の文章を書いて、インターネットの無料翻訳サイトで翻訳、とりあえず日本語を英語に翻訳した。
The purchase of the product "USS Los Angeles (688 flight)" of your company is considered.
688i is not considering purchase.
it deals in the destination of a product with the following's, and comes out of it
 address : kaminoyama yamagata Japan
 name    : Kiyoshi Notoya
 E-mail  : rikako.x@jan.ne.jp

I want to know the following four points of mine.
 1) It wishes for my having you send by international express mail. 
 2) I want to perform payment by the international mail transfer.
 3) How much does the sum total of price $475.00 and the mailing cost of Los Angeles (688 flight), and a commission become?
 4) Near time to arrival.

I am waiting for a reply.
Thank you.
 ま、こんなメールを送ってみた。返事はくるかなっと。


  3月31日(水)    
 アメリカからの返事が早かったので、こちらも速攻で返事を書いた。日米貿易摩擦を回避するためにも、あたしは頑張らねばならぬ。

Dear Matt Thor
I appreciate an early reply.

"USS Los Angeles" (688 flight) out of which a wife's permission came is purchased.
Me It is not in the member of PayPal. Therefore, it remits by the international mail transfer.

 What to check.
 1) Me I want to purchase "USS Los Angeles" (688 flight).
 2) The sum total of the prices of goods, a mailing cost, and a commission It is $555.00 USD.

Since it is required in order to send a money order, please inform of the information of your company.
 1) A company name or a name of representative.
 2) Location (the abbreviated name of a state is also included).

Japan is spring. A cherry tree began to bloom at last.
Thank you.
 国際郵便為替って奴は、わが町の郵便局からアメリカに送金、って為替を送るわけだが、ができるらしい。


  4月 2日(金)    
 今日もアメリカのメーカーからは返事が来ない。意味が通じなかったのだろうか、そこそこ不安になってくる。で、英語に翻訳した文章を日本語に直して確認してみた。なんか、えらい日本語だわねぇ〜。
 で、またまた翻訳サイトの力を借りて、こんなメールを送ったのだ、あたしは。

Dear Matt Thor

Did my mail of wanting to purchase "USS Los Angeles" (688 flight) sent on March 31 arrive ?
Since it is experience which begins to also mail a foreign country and private importation, it is somewhat uneasy.
It will be saved if that reply which mail arrived, or has arrived and is twisted is got.

I am waiting for a reply.
Thank you.
 意味が通じるんだろうか、って無料で翻訳してくれるんだから文句は言えない。自分で翻訳してた日には、はぁ、単語をひろうだけでも一日掛かるわな、感謝しなきゃ。


  4月 3日(土)     
 意味は判ったらしく、返事が来た。英語なので、またまたまた翻訳サイトのお世話になる。感謝しなきゃ、数年前までは考えられなかった、良い時代になった、長生きはするもんだ。

Yes,

I have received it but I am traveling.  I will answer in full as soon as I can.

Matt
 結局、返事を待ってますと書かれてないと返事は書かないんだ、アメリカでは、ということが理解できた、文化の差か。
 私なら、「メールを読みました。注文ありがとうございます。申し訳ございませんが、出張のため詳細は4月○日以降に再度連絡させていただきます。」というメールを書く。
 御客さんに不安を抱かせるということは、最低の行為なのだ。


  4月29日(木)     
 アメリカの潜水艦キットのメーカーからは、代金の送り先の返事が来ない、というか、忘れているんじゃないだろうか。旅行から帰ったら返事をよこすという返事が来てから20日以上が過ぎた、ずいぶん長い旅行だ。
 ここいらが日本人の生活様式とは違うところかな。ま、エネルギーも食料も自給できない国の国民は、せっせと働くしか道は無いか。おまけに政治家が馬鹿だし、官僚は保身と天下りだけしか考えていない。
 日本の未来には、明るい材料はなにも無い、崩壊が始まっているのかもしれない。


  7月 8日(木)     
 そろそろ2ヶ月も過ぎたので、アメリカの潜水艦キットのメーカーに催促のメールを入れた。イラクに行っているので暫らく帰ってこれません、ってな返事が来たらどうしようか、んなこたぁないか。ないことも無いわな。


  7月18日(日)    
 アメリカの潜水艦キットのメーカーから返事が来た。
This kit is no longer in production. Thanks for your interest.
 翻訳すると、
このキットはもはや生産中ではありません。あなたの興味に感謝。 ってな日本語になるわな、多分、翻訳ソフトが間違っていなければだけど。
 この返事が来るまで4ヶ月、流石というか、素晴らしいというか、日本人には、いや私には、とても真似ができないことだ。
 アレクサンダー・エンゲルのキットは、最も廉価なタイプで、750ユーロ。1ユーロを135円で計算すると、約10万円、これに梱包費、輸送費を加えると13万円くらいになるかだろうか。貧乏人には苦しい価格だわねぇ。


  7月21日(水)    
 独逸、アレクサンダー・エンゲル社製の Lafayette を検討した。
 2種類書いてある、エンゲル社のキット価格の見方が理解できなかったが、EU向けに16%の売上税を含んだ価格と、EU圏外向け、つまり輸出向けの税抜きの価格らしい。
  Lafayetteは、船体がWTCに近い構造、ドライハル方式の船体のようだ。改造し難い構造なので、もう少し検討しよう

 こんどは、OTW Designs Inc.という会社にメールを入れた。狙い目は、女王陛下の国、英国の原子力潜水艦 Vanguard。
 ここのキットは、推進機構と艦体が全く別になっているみたいだ。だからなのか、なんか艦体の価格が廉価なのだが、この会社もアメリカなのだ。また返事が来るまで4ヶ月もかかるんじゃないだろな。
 ウエブの写真には、艦体後部の画像が無かった、推進機構がプロペラスクリューなのか、ポンプジェットなのかが判らない。
 そこで、質問のメールを入れた。


  7月22日(木)    
 OTW Designs Inc.の Vanguard の艦体キットは、ちっとも廉価じゃなかった。おまけに、この会社、アメリカにも販売店が有るので米国の会社かと思っていたが、英国の会社みたいだ。
 だもんで、Price  £320 は、US弗で換算して約33000円じゃない。英ポンド、205円で計算して約65000円になる。ちっとも廉価じゃない、国産のキットと同じくらいの価格だ。
 世の中、そんなに甘くはなかった。

 価格的には、エンゲル社の Lafayette も、OTW Designs Incの Vanguard も、それほど大きな違いはない。
 機構的には、エンゲル社の Lafayette は、ドライハル、OTW Designs Incの Vanguard は、WTCを使うウエットハルという点が大きく異なる。
 RC潜水艦を操縦して楽しむには、エンゲル社の Lafayette、改造してみたいなら、OTW Designs Incの Vanguard ってとこか。
 もう少し検討しよう。


  7月25日(日)    
 メールではなかなか返事が来ないので、OTW Designs Inc.に、FAXを送ることにした。

                                                            Kiyoshi Notoya
                                                           1-11-30 Benntenn Kaminoyama_city,
                                                           Yamagata_prefecture Japan
 O.T.W Inc Messrs.
 4 Harrier WayLondon E6 5XG
 Great Britain

 Dear Sirs, 
 I am the lover of the submarine model which lives in Japan who issued mail yesterday.
 Your company The purchase of the model of Vanguard class is considered.

 1) Your company I would like you to reply to my question about the structure of the hull of the model of Vanguard class.
In order to incorporate a walkie-talkie and a power mechanism, a hull needs to be able to divide.
your company Vanguard division of a hull -- vertical division -- or it is not right-and-left-divided or is not divided.
In what state can I be purchased?

 2) Your company In order to have the hull kit of Vanguard class sent to my house, 
please give me the estimate of the next expenses. 
 1. Mailing Cost In the Case of 
      a. Parcel Airmail In the Case of
      b. International Courier Service, it is 
 2. Premium
 3. Packing Commission.

3) Please teach me how to remit to your company.


I wish to receive your reply by the E-mail. my mail address gets with the following's
 and comes out rikako.x@jan.ne.jp

Thank you for your help, and I look forward to receiving your estimate.
Sincerely yours, 
 ってな文章をプリントアウトして、FAXしようと試みた。

 電話は繋がった、なんか、信号音の後にメッセージを入れてくださいと英語で言ってるが、その後が理解できない。とりあえずFAXの送信ボタンを押したが、失敗。
 しかたがないので、私のメールを読んでくれぇ〜とメッセージを入れておいた。

 電話番号とFAX番号が同じなので、当然自動切り換えかと思っていたが、なんか、違うみたいだ。




          外国に電話する方法について    


 OTW Designs Inc.のホームページの 「Contact」に、以下の表記が有る。一部を抜粋して、青い字で表記してある。
 イギリスとアメリカに会社が在ることが判る。

  You may contact us using any of the following methods:
         USA         Europe
email     Send us an email message
Phone   +1 215 604 4006      +44 (0)207 473 6450 
FAX    +1 215 604 0323      +44 (0)207 473 6450 
Mail     O.T.W Inc         O.T.W Inc
      PO Box 290        4 Harrier Way
      Newtown PA 18940     London E6 5XG
      USA O.T.W Inc       Great Britain 
 詳しくは ジェトロのホームページを参照していただきたいが、基本的には、
   電話会社の識別番号+010+通話先の国番号+通話先の国内番号  という順序でダイヤルする。
 注意しなければならないのは、 通話相手の国内番号の最初の数字がゼロの場合は、ゼロを抜いてダイヤルしなければならないということ。

 私は、国際電話はKDDIを使うので、電話会社の識別番号は、001となる。010は、外国に電話するという信号だと思う。
 従って、アメリカのOTW社に電話するときは、001 010 1 215 604 4006 とダイヤルする、たぶん。スペースは数字を見易くするための単なる区切りで、ダイヤルには無関係。
 数字の1は、アメリカの国番号。他の国の国番号については ジェトロのホームページなどを参照していただきたい。ちなみに日本は81。

 イギリスのOTW社には、001 010 44 207 473 6450 とダイヤルすることになる、きっと。
 数字の44は、イギリスの国番号。

 いずれも、英語の声が聞こえてきたので、イスカンダルやアフガニスタンに繋がったのでは無いことは確認済み。
 たぶん、フランスでもなかったと思うのだが、、、、、



  7月31日(土)    
模型の全体画像
 左の写真は、OTW Designs Inc.の Vanguard classの模型の全体像

 OTW Designs Inc.から、以下のメールと画像が送られてきた。
 しかも、3Mバイトの画像が、4枚も、、、もう少し小さいサイズの画像を送って欲しいもんだ。

Hi Rikako

 The hull is divided top and bottom with the join running from front to back along the waterline.
I have been in America so sorry for delay in reply.The hull is made from Glass fibre.
Have attached pictures so you can see split line.

Best regards

robert Dimmack
 画像で観るVanguard の艦体は、妖しいくらいに滑らかにカーブしていて、私の好みにピッタリだが、シュラウドが付いているのが好きになれない。実艦にもついているのだからやむをえないのだろう。
 改造できないかな、初期の Vanguard は、普通のスクリューだったように記憶しているのだが。
 購入して、現物をみてから、考えるとするか。


模型の全体画像
 右の写真は、ポンプジェット推進のインペラーとステーターの画像

 Trafalgar class と、Vanguard class の潜水艦に搭載されている、ほぼ完成されたポンプジェット推進機構は、OTW Designs社の技術レベルの高さを示している。

 画像から判断すれば、インペラーとステーターはアルミ鋳物。軸受けは含油メタル、ジャフトはSUS304と思える。

 Vanguard の艦体には、通常のスクリュー、それもスキュードタイプのものを改造して取り付ける。自作する計画の海底軍艦に、Vanguard のポンプジェット推進機構を組み込むという案はどうだろうか。

 検討に値する案だ。



 すぐに返事が来た。英国と日本は9時間の時差が有るはず、英国では午前4時なはずだが ???。とりあえず、すぐに返事を書いた。
 「日本は夏で、暑いよぉ〜。摂氏34度だよぉ〜。」などと、日本のことも書いてみたのだ、おじさんは。

Dear Robert
 I appreciate your early reply.
 Rikako is my daughter's name. my name Kiyoshi Notoya it is .

 I saw the photograph of appended Vanguard, and if wonderful, I have been moved deeply.
 A smooth and organic hull gives me erotic excitement.

 Japan is heat which is summer and which is called 34 Centigrade every day.
 Sincerely yours

  K.Notoya 



 な、なんと、またまたすぐに返事が来た。この人、寝ないのかな???。恐ろしや、英国魂、なんつったって、女王陛下とジェームス・ボンドの国だもんなぁ、うんうん。
 あれれ、Dear Kiyoshi-san ををを、日本人の名前の呼び方が判るんだ、偉い。


Dear Kiyoshi-san

could please let me have you full address and your Zip code ( postal code ) so I can get quote from Fedex.

Robert 
 とりあえず、私もまた、すぐに返事を書いた。あまり暑いので、事務所でサボリを決め込んでるのよ、あたしは。だって、36度だぜ、外は。

 私の住所をメールしたわけだが、此処には書かない、世の中よい人だけじゃ無い。私は、実名でホームページを造っているのだ、住所まで公開するつもりは全く無い。
 見積もりが来るのを待つのみかな。

 なかなか順調に進んでるじゃないか、初めてにしてはさ。




  8月 1日(日)    
 本日は休みだが、事務処理で会社に来た。OTW Designs Inc.から、メールが来てた。
 英国は、まだ日曜日じゃないのかもしれない、、、

Dear Kiyoshi-san

 The Vanguard only runs with the Pump Jet I am not aware that it has ever had a regular propeller.

 The kit includes, Detailed upper and lower hull plus tower moulded in Glass fibre.
Front and rear dive planes and top and bottom rudders, plus stainless steel pivot rod for them.
We also now include bushes for the dive planes and rudders.

 There is a set of drawings and I will let you have a construction CD for the Upholder as the basic construction
is the same for the Vanguard.
There is also a CD with many pictures of the full sized boat.

 The kit with the additional Pump jet and inclusive of shipping airmail to Japan is £520.00 English pounds.
We take Mastercard or Visa and lead time from receipt of payment is about 6 weeks.
We can also supply a dive system but many people build their own.
Please let me know what you wish to do.

Best regards

Robert  
 「£」は通貨の記号で、English pounds、英国ポンドの略号。英国内で購入すると、Vanguard は、320.00 English pounds、1ポンド205円と計算して、約65600円となる。
 これに、梱包費、日本までに輸送費、保険などを含めた価格(CIF価格)は、520.00 English pounds、106600円となる。

 これで安心してはいけない。まずは関税がかかる。
 そして、(CIF価格+関税)*1.05、消費税が懸かる。これで、やっと私の所有物ということになる、やれやれ。

 ここいらへんの処理、いわゆる通関手続きは、Fedexが立て替えて、代行してくれるらしい。とうぜん、代行手数料が懸かると思われる。
 面倒な通関手続きを代行してもらえるのは、非常に有り難いことだ。

 ここで、怒り狂いたくなるのが日本の税制だ、上に書いたように「関税という税金を含んだ価格」に、消費税という税金が懸かるわけだ、輸入品には。
 もう一つ書けば、英国の売上税(付加価値税と呼ぶ国もあるらしいが) VAT(Value Added Tax)、17.5%をも含んだ価格が 、320.00 English pounds なわけだ。
 すると、私が払う税金の総額= {(「英国の売上税」*「関税」)*「日本の消費税」}ということになる。
 つまり、税金(英国の売上税)に税金(関税)を懸けて、それに税(消費税)を課税するという、恐ろしいシステムが構築されているわけだ。
 全くひでぇ〜話しじゃないか、と、あたしは思うのだ。




  8月 2日(月)    
 朝、会社に出勤し、メールをチェックしたら、OTW Designs Inc.から、メールが来てた。
 グリニッジ標準時では、日曜日の午後11のはずなんだが ???

Dear Kiyoshi-san

Many thanks for the order and your information, I will process your card on Monday.
if there is a problem I will inform you.

Best regards

Robert  
 と、まあ、これで、OTW Designs Incの模型潜水艦キットVanguard classの艦体を購入するための手続きは終わった。
 メールでは、準備期間が6週間ということなので、ハルはこれから造るのかもしれない。今日は8月2日、2週間の余裕をみても、9月中には届くはずだ、『2ヶ月の夏休みに入ります。』などというメールが来なければだけど。
 ロンドンが空爆されていたときも、ティータイムには、銀の食器でお茶を飲んでいたというウワサの国だからなぁ、、、、2ヶ月の夏休みも在りうる。
 ま、そんときは、そんときだな。

 日本国内で運賃が決済できるので、Fedexの会員登録をした、便利な時代になったもんだと思う。
 面倒な通関手続きも代行してもらえるし、運賃の概算も教えてもらえる。個人輸入には非常に有り難いことだ。




  9月 4日(土)    OTW社からメールが来た        
 朝、会社にきたら、OTW Designs Inc.社からメールが来てた。8月2日に注文を入れてから、本日で4週間、長いというか短いというか、待つ身にとっては、そこそこ早い。
 メールのなかみは以下のとうり。

 Dear Kiyoshi San

 Your Vanguard kit was shipped today should take 7/10 days by air.
 I have included the Construction CD of the Upholder as it is the same for
 the Vanguard also some pictures of the full sized boat these are for
 you as they are still classified but help with detail if you need information.
 Please advise when it arrives

 Robert
 Vanguard の艦体キットを今日発送したぞぃ、航空便で発送したが届くまで7日から10日くらいかかるぞぃ、同じ構造の Upholder キットの造り方のCDを入れたぞぃ、なんたらかんたらと書いてあるわね、うんうん。
 あと10日か、関税と消費税だね、問題はさ。




  9月10日(金)    そろそろ一週間        
 OTW Designs Inc.社から、Vanguard kit を発送したとメールが来てから、今日で一週間。ただ時が過ぎるのをまっているのもアホくさい。そこで、どこまで来ているかを検索してみることにした。
 あたしは、国際宅配というと、FeDexしか知らない。OTW社も、FeDexで送ってくれるものと思い込んで、貨物ナンバーを連絡してくれるように頼んだ。
 返事は以下のとうり。

Hi Kiyoshi

You Vanguard Kit was sent via Parcelforce on the 3rd of September
the tracking number is CP xxxxxxxxx GB
It will be delivered by your postal system.
I will start a trace on it today

Regards
Robert
 をい、代金の決済が終わったら、Hi Kiyoshi かよ、これが英国流合理主義なの、あたしゃ負けそうだわね。で、FeDexではなく、パーセルフォース Parcelforce ってとこを使ったらしい。
 Parcelforce って会社は、英国の郵便局の国際郵便の会社らしい。

 さっそく追跡をしてみた、もう、日本に着いているんじゃないだろうか、わくわく

Date     Time   Location         Tracking Event
06-09-2004  19:03   London Central Depot   On route to hub
 9月6日は、倫敦の中央集積所まで荷物が来ていて、ハブに行く途中らしい、ま、ええわ。したけど、今日は9月10日だぜ、その間、全く更新されていないのか、はたまた、中継基地まで徒歩で運んでいるのかい。
 日本の宅配会社の親切さに比較すれば、なんとアバウトなことか。

 どんな会社なのかを知りたかったので、あえて、カタカナの『パーセルフォース』をキーワードにして、yahooで検索を懸けてみた。
 をいをい、なんか評判が悪いじゃないか、特に英国に滞在している人が、日本からの荷物を受け取るときが酷いみたいだ。
 参ったね、無事に届くのだろうか (^_^;;) アセ、アセ 




  9月16日(木)    Vanguard kit が届いた        
 お昼を食べてたときに、郵便局の赤い車が入ってきた、来た来た来た、Vanguard kit がやってきた。
 とりあえず、届いたことを連絡するために、OTW Designs Inc.社にメールを入れた。

Dear Robert

Vanguard kit reached my house on the afternoon of September 16. 
It breaks and a box is checked tonight.
Thank you.

 Sincerely yours
 K.Notoya

 総経費は以下のとうりとなる

  Vanguard kit 価格 320.00 英国ポンド  1ポンド205円と計算して、約 65600 円
         運賃 200.00 英国ポンド                           約 41000 円
     小計      520.00 英国ポンド、                106600 円

  関税     基本価格以内なので非課税
  消費税                                  2360 円
  地方消費税                                575 円
  郵便料金                                    200 円
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  合計金額                                109735 円
  
 
 それほど高価とも感じられない金額だ、怪物卵がヤフオクに出品している価格の二分の一以下なのだから、感覚的には廉価と感じるのかもしれないが。
 添付されてきた課税通知書を読んでみたが、関税と消費税の課税価格の計算が理解できない、英国の売上税、VAT(Value Added Tax)、17.5%を差し引いた価格に関税が懸かるのかなぁ。運賃を含んだ価格で計算するのと違うのかなぁ。
 ま、払わなければならない税金なんざ、少ないほうが良いに決まってる。

 パールフォース Parcelforce のトレースをチェックしてみた。な、なんとまぁ、現在も、倫敦の中央集積所からハブに行く途中らしい。
 yahooで調べた英国生活をしている人のホームページなどによれば、パールフォースのトラッキングは最悪で、いつのまにか荷物が届いてしまうらしいと書いてあった。
 全くそのとうりだった、まさか、もう一台が、ハブに向っているわけではないだろう、きっと。



 個人輸入への挑戦 No_1
  原子力潜水艦のkitを輸入してみよう計画はこれにて完了とする。
                           2004年9月16日
  






 2P 『スクリューを輸入してみよう』も観る
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