第6回北海道旅行記・3日目
いつものように相方が先に寝て自分が後から寝る。そして自分が先に起きて相方が後から起きるというのがパターン化してきたようだ(笑)。
今日はチェック・アウトなので、片付けモード。荷物が…増えてる(泣)。ボストンバックにリュック、紙袋がなんと2個!いったい何を衝動買いしたんだろう…自分でもナゾである。
一方、相方はというと…今度は背中が痛いと言い出した。理由として『いつもは布団で、ホテルはベッドだから。なれねぇ〜!』だって。
オレもベッドだけど、パイプベッド。板に布団だから、畳に布団より固いんだぞ!まったく。相変わらずな相方である。
今日もライフォートでの朝食。朝は食べない相方も、無理やり食べさす。そうでないと朝食付きの意味はなくなるから。逆にオレは朝食食べないとダメなタイプ。仕事も力仕事の要素もあるからさ。
仕事が休みの土日祝日を除いて、必ず食べています。遅刻しそうになったらおにぎり。これがボクのパワーの源です。(二日酔い時除く)
チェックアウトを済ませ、目的地すすきのへ向かう。ススキノと言えば!○○でありますよね!そう!競馬!JRAのウインズ札幌A館です。
地下鉄から地下街付近にあるコインロッカーに荷物を預けウインズにいずっぱり。結果は…聞かないでください。
相方は勝っていたな、結構。昨年夏の新潟競馬で大敗したから勝敗として自分の2勝1敗ですね。数年前も夏の中山競馬(新潟競馬場改修による代替)でも、自分勝っているから。競馬場に強いSAYでした。
お昼はロビンソン・デパート8階にあるすし田 ロビンソン店。値段も安くしかも職人が握る寿司。FC店ではあるが、うまい店である。1200円のコースにでさえうに、いくらが頃合を見て出てくる。まさに回転ではなくカウンター席のある寿司店であります。
FC店ではありますが、非常においしかった。ガリもおいしかった(笑)。
次の予定も考え、14時過ぎに札幌を出る。偶然ではあるが、前回、飛行機に乗り遅れた際、乗った電車と同じダイヤの電車でした。なぜわかったかというと、前回の飛行機は16:00発なのに乗った電車が16:01新千歳空港駅着だったから。偶然って怖いですね。
空港にほぼ夕方戻ってきた自分らは当たり前だが『本土へ帰る旅行者の一部』に見える。が、しかし、目的地はまったく違う。確かにJAL/JASの搭乗カウンターに向かって歩いている。
ここだ!今夜宿泊の三井アーバンホテル新千歳空港である。空港JAL/JAS側奥3Fから5Fの一部はホテル。その1Fにはコンビニと交番、診療所まである。一種の町みたいである。
チェックインを終え部屋に入りテレビをつける。偶然ではあるが、時間的に宝塚記念の発走前であった。
前もって馬券だけは買ってあった。現在、福島開催なので福島に行く言い訳を作るのに最適だったから。
結果は…タテ目だけ買ってれば3連複でも何でも獲れた…。ショックである。
その後、予定していたノーザンホースパークは悪天候と14℃という涼しさというより寒さと毎度のことながら“根が張った”ために中止となってしまう。
何気にず〜っとテレビを見ていた。ちょうどCX系で27時間TVがすでに放送終盤に入っていた。“再会”をテーマに有名人などが恩師や友人に『あのとき言えなかった一言』をいうというコンセプトだったようだ。
テツandトモのトモさんの再会企画があった。トモこと石澤智幸さんは山形市の出身。偶然にもフジテレビアナウンサー武田祐子さんと幼稚園・小学校・中学校と同級生である(TV参照)。なぜなら山形大学教育学部付属であるから!
実はこの収録の一部はネタばらしのない程度に新聞にも載っていた。ある意味、内容も知っていた。
余談ではあるが、武田アナはその後、県立山形西高を卒業後、山形大学に入学。就職活動の際、県内で2番目に古い民放局を受けたが落ちた。そしてなぜか民放のなかでは最も競争率の高いフジテレビに合格。今まで、学校はすべて山形。就職が東京と、絵に描いたような田舎アナ誕生となりました。
ちなみに同期は佐野瑞樹アナ、木佐彩子(ドジャース・石井一久夫人)、富永美樹(シャ乱Qのドラムスまこと夫人)と豪華であると思うのは私だけでしょうか。
トモさんは日本大学付属山形高等学校を経て日本大学芸術学部へ。そこでテツさんと出会う。
ちなみに私の所属する消防団に偶然ではありますが、トモさんと高校時代の同級生がおりまして当時の印象として『今と変んねぇ〜!』とのことでした。
で、トモさんが中学時代の野球大会でエラーをしたがために県大会に行けなかったので、償いの100本ノックを受けるという奴でした。その中で、当時の野球部の監督がどっかで見覚えがあったのです。それは、自分が中2のとき赴任してきた先生だったのでした。世の中がメッチャ狭い日だと思いました。
えっ?話が反れていないかって?はい、反れましたm(__)m
根っこが生えて数時間。さすがに勝てないものがあります。空腹。
事前に『千歳でウマイ店調べといて〜!』なんて言われていたが、調べるとほとんどが“日曜定休日”や“営業時間 10:00〜20:00”夜、呑めないことに気がついた。時間も19:30をすぎ、行く店も調べられない。そんなときこそ“空港内レストラン”である。
最終便も近く日中とは打って変わったような出発ロビー。レストランは“ANA側”と“JAL/JAS側”の真ん中にショッピングモールがありその上に位置する。すなわち端から真ん中に移動し更に上という移動距離。時間にして5分もかかるのである。
着いたのはいいが、次は何を食べるかである。ちょうど円形になっており、店を選ぶのに回るという表現がバッチリな構造。結局、夜の滑走路を眺めながら、カフェテリア形式の店となる。味はふつー。ただそれだけ。
帰り道、散策がてら1Fを歩く。これまた人気がない。時間的(19時ちょっと前)にはこんなもんだろう。コンビニに寄った。タイミング悪く閉る直前だった。
呑み足りないので、バーに行くことにした。相方はお留守番。
レストランの脇を抜けトイレの突き当りを曲がったところにバーはあった。よく見ると通路の先も客室になっている。きちんとガラスドアで仕切られていました。
宿泊者は3杯1000円というキャンペーンがあったからである。ただし銘柄指定。すでにビール腹ではあったが、“とりあえず”ビール。このバーの触込みは“夜の滑走路を眺めながらゆっくりできるバー”である。実際、本数は少なかったが離発着する飛行機が見られて嬉しかった。何も考えないでボーっと静かに飲むというのは久しぶりだった。こんな風に飲むというのも、乙なもんだと思った。
少ししたらカウンターの反対側にお客さんが座った。どうやら道東の方でハワイに行くらしくフライトの都合上、空港内のホテルに宿泊したとのこと。
おじさんの話を遠巻きに聞いていたら、次第に自分のツボにハマり、意気投合してしまいました。
スポーツが好きらしく、現在は体の不調もあって激しいスポーツはダメ。マラソン、ボウリング、ソフトボール(だっけかな?)など、道東大会などでは上位に入るような凄腕の方で、さまざまな上達方法をお話になっていた。
たとえば、マラソン。『5キロを○分のペースで走ればゴールのときは△時間○○分だ』とか。
その距離を測る尺度というのは“道路の白線”だった。白線は4m間隔。その間隔を数えて距離を測るのだという。ただ、自分が知らなかっただけなのか、とても感心した。
ボウリングに至っては当たり前の話だが、『毎回同じフォームで投げる』と『マイボールを持つこと』。おじさんの場合これに『1日3ゲーム』加わっていた。(^_^;)
色々話をすることができて、自分自身よい話を聴く事ができたと思う。ましてや、人見知りで引っ込み思案な自分が“酒の力”を借りた事もあり、初対面の方とお話できただけでも収穫は大きかったのではないかと思う。
部屋に戻ると相方はプロレスを見ていた。実は自分は“格闘技が大嫌い”なのである。特に深い理由はない。
さすがに何もしないが3日目となって、疲れが出始めた。珍しく0時前には床に就いた。
〜1日目・
2日目・
3日目・
最終日〜