2006年07月29日に仙台の新幹線基地祭りに行きましたが天候が悪化してきた為、 乗り鉄モードに切り替え、この日から再び走り始めた特急「あいづ」を撮りに行こうと 会津若松まで行きましたが、その途中、磐梯熱海の駅を発車した直後、ホームに 「TC列警」(確か)と書かれ、アンテナがついた箱があるのに気がつきました。 この箱、どう考えてもTC型接近警報の送信機のようです。 もしや?と思い受信機をONしてみましたが、まだ動いてないのか受信不可でした。 会津若松からの帰りに沿線のところどころにこうした「箱」があるのを見かけましたので 磐越西線への導入は間違いないようです。 翌週の8月5日、改めて確認にいきましたところ、区間は郡山から喜多方までのようです。 喜多方駅構内の新津方にアンテナがついた箱を確認しましたが、その先(新津側)の山都駅 まで行ってみましたが、この先では見当たりませんでした。写真.会津豊川駅〜姥堂駅間で確認した送信機
出張で熊本に行った際、休日を利用して九州新幹線の建設状況の 視察を兼ね?西鹿児島まで足を伸ばし、その帰りに車輌基地のある川内で途中下車し、 基地の回りを一周してきましたが、その際列車無線の事が頭をよぎり、 早速MVT-3400を取り出し確認した所、既にデジタル方式の電波が出ていました。 周波数は東北新幹線と同じような451.8MHz付近と452.3MHz付近です。 (デジタル方式は帯域が広がっているのではっきり幾らとは書くけません。あしからず。) 音は東北新幹線と同様に2種類の音が聞こえます。 その後特急「つばめ」の車内でワッチしながら戻ってきましたが、新幹線の 線路が近い出水,水俣,八代等で電波を確認できました。 (本ニュースは、ラジオライフ誌2003年11月号に採用されています。)
East−i登場時に車両機器一覧掲載され、一部で話題になっていた 新幹線列車無線のデジタル化ですが、とうとうその兆候があらわになりました。 東北新幹線で2002/10/10(木)と11/7(木)にデジタル列車無線の試験の為の 夜間走行試験が行われるとの情報があり、10/9夜に沿線に行き確認したところ、 ある瞬間から突然電波の変調方式が変わったのが確認されました。 翌週沿線に出た時は従来からの多重波に戻っておりましたので この日の電波はあくまで試験の為だったようですが、実際に沿線で今までと 違った変調音が受信されるという事は、沿線の準備工事が完了しているという 事になり、いつ正式にデジタル方式に切換が行われてもおかしくない状況です。 (Xデーはもしかすると東北新幹線八戸延伸開業の12月1日でしょうか?) ・・・その後ですが、八戸延伸開業を待たずにデジタル方式に移行されました。 なお、八戸延伸区間は当初からデジタル方式で工事されている可能性が高く、 延伸区間での試験運転時の無線運用がどのようになっているのかも気になる ところです。
JR東日本に新しく導入された、新幹線の「ドクターイエロー」の 後継車となる、East i(イースト・アイ)こと、E926系 (S51編成)から、秋田新幹線区間と同タイプの車上式接近警報の 電波が発信されているようです。 詳細は列車接近警報システムのページを参照。
JR東日本総合技術開発推進部で開発された「TC型無線式 列車接近警報システム」が山形新幹線にも導入されました。 新庄延伸前は列車から警報電波が出るシステムでしたが、 新庄延伸を機に、信号回路を利用し地上側から電波が出る 「TC型」のシステムに変更されたようです。 詳細は列車接近警報システムのページを参照。
区間によっては混信やノイズで悩まされ、ひどい場合は呼び出しても つながらない、切れる等、本当に「使い物にならない」という区間が ある、山形新幹線列車無線ですが、それを解消する目的か、一部区間で 基地局が増設されたようです。 私が確認しているのは下記の3箇所です。(他にもあるかも知れません。) ・米沢−置賜間 羽黒川鉄橋の置賜方(キロ程:43km位?) (国道13号線の陸橋の北側,2000年7月確認) ・高畠−赤湯間 第三津九茂踏切(キロ程:53k438m) (国道13号線の陸橋から高畠方すぐ,2000年7月確認) ・関根−米沢間 松原踏切(キロ程:37k998m) (2002年2月13日確認) また開業から8年が経過し、基地局側の機器にもトラブルが出初めて いるようで、メーカーによる点検も行われているようです。
米沢駅構内の南側に自由通路が完成しましたが、工事の進捗に 伴い駅構内で列車無線が通じないというトラブルが多発し、 列車の入換えに支障を来たす事があるようです。 同駅にある基地局のアンテナは駅南側の米坂線ホームと 市営駐輪場の間にありますが、置賜方面向きのアンテナは 米沢−置賜間の不感地帯対策の為か、指向性の高いエレメント 数の多いアンテナに交換された経緯がありますが、その為に アンテナ直下に近い駅構内の電界強度が低下しているのも 影響しているものと思われます。 同区間に基地局が増えた事から、以前のエレメントの 少ないタイプに戻したほうが良さそうに感じます。 または基地局そのものを、障害物の少ない駅東側に移設 したほうが良いかも知れません。 また、関根−米沢間に跨線橋が出来ておりますが、その関係で 同区間でも不感地帯が増えているようです。
山形新幹線の新庄延伸に伴い、山形以南で導入されていた列車無線が 延伸区間にも導入されました。 山形以南の区間はA・Bタイプ6chの1波でしたが、延伸区間は 全線単線で通話量が増える事からか、サブチャンネルとして7chが 増波となりました。(詳細は上記リンク)
掲示板 「無線情報」(2001年2月開設)
※SPAM多発の為アドレス変更しました。(2006/08/26)在来線関係についての山形県内での使用状況 ・山形新幹線/山形線関係:A・Bタイプ ・それ以外の区間:Cタイプ・「秋田新幹線」在来区間列車無線の周波数