[Transcription] I Hear A Rhapsody by John Coltrane
アルバム Lush Life の最後に収録されているスタンダードナンバーです。学生時代の音楽サークルでも良く演奏されていて、コルトレーンのソロをあちこち耳コピした手書きのメモが残っています。このメモを見直したりしながらトランスクライブし直しました。この頃のコルトレーンのソロを真似て吹いていると時間を忘れます(笑)。
PDFにしましたのでこちらをご覧ください。
Transcription I Hear A Rhapsody by John Coltrane (PDF)
元音源はこちらです。
週末サックス吹きが参考にしたいアドリブネタ満載です。
まずはテーマ後のアドリブの入り。ジャズ研で先輩に教えてもらうようなHMP5↓の定番リックですが、クロマチックな経過音を挟むこと、高音域で演奏していることなどからコルトレーンの歌になっています。完全5度下のハーモニックマイナーはオルタードスケールより控えめなテンシ ョン感(1 3 5 b7 b9を含む)ですし、サックスでの運指も自然につながる感じがします。コルトレーンはこの曲中 A7 E7で多用しています。
次にⅥ7 - Ⅱm7 - Ⅴ7 - Ⅰのところです。下の2例は実に似ています。Ⅵ7のところでb9からの入り方、Ⅴ7でのオルタード系テンションの使い方など複数キーで練習すべきネタでしょう。都会的な感じに響くマイナーコード上でのメロディックマイナー(メジャースケールの3度だけbする)の使い方も参考にしたいです。
もう一つコルトレーンっぽく聞こえる倍音の使い方です。この例の場合だとラを吹いた後にレの運指に持って行って倍音のラが鳴っているように聞こえます。こうしたさりげない倍音の使い方が何回か出てきます。こうした技を真似るのも楽しいですね。
