[Transcription] No More Blues by Harry Alen
バンドで取り組んだ際に、苦手なシャープ系の曲のお手本としてボサノバの名手でもあるハリーアレンの演奏を参考にしました。テーマの歌い方と1コーラスのソロを採譜しました。元音源ではテーマ後の1コーラスはボーカルとサックスのユニゾンになっていてギターソロが続きます。その後リズムセクションがブレイクしてサックスとギターが同時にアドリブする展開になっており、この部分のサックスソロを拾ってみました。バッキングなしの演奏なので事前に練ったラインらしく絶妙なコード感があります。この後リズムセクションが戻ってからのサックスソロも採譜しようと思いながら随分時間が経ってしまいました。
[Transcription] No More Blues by Harry Alen (PDF)
ハリーアレンのソロを採譜するとスコットハミルトンの影響を感じるラインが出てきます。その2つの例です。
その1 クロマチックを並べたライン
クロマチックで音が並んでいます。最初にルートを強調して同じリズムパターンで下がっていく効果か、心地よい流れを感じます。
その2 同じ音の綴りを続けて使うライン
マイナーの2-5で出てきます。省エネで真似しやすいパターンです。