[EWI] ベンドプレートの位置調整

 マイケルブレッカーのEWIベンドテクニックを真似てみよう~の続きです。
 EWIを持ち支えている右手親指でベンドプレートに触れることで,ギターのチョーキングのように音を持ち上げたり下げたりすることができます。下方向がベンドダウンプレート,上方向がベンドアッププレート(写真)。手の構造上,ベンドダウンの方がスムーズに動かせてプレートに指が密着し反応が良い感じがします。右手親指をクイクイッと転がすようにしてベンドプレートに触れるのがコツのようです。親指のベンドアッププレート側ががさついているせいか,タッチセンスの反応が今ひとつ鈍いように感じますが,ハンドクリームの出番かもしれません。
 マイケルブレッカーのEWI奏法はベンドアップを多用するのが特徴とのこと。In A Sentimental Moodでベンドを使おうとすると,ベンドダウンはまあそれらしくなるものの,ベンドアップがいま一つ上手く使えません。右手親指を上方向に転がそうとすると他の指もそれに引きずられ,次の音に繋げられなくなってしまう。うーんなんだかなあ~というとき,「ベンドプレートの位置調整を・・・ 。」との知人のアドバイスを思い出しました。ドライバーでネジを緩め,ベンドアッププレートの位置をずらしてみたら意外と簡単。プレートの位置をずらしては試奏を繰り返し,結局,最大幅下げた場所に落ち着きました(写真)。しばらくこれで操作してみようと思います。
 小指のタッチセンスもドライバー一本で角度調整ができるなど、EWIはユーザーの手の大きさに合わせられる設計になっています。サックスのテーブルキー等も,こんな風に自分で簡単に位置調整できたらいいですね。

2019年03月05日