[GOODS] iPadを譜面台に

年齢とともに譜面読みが厳しくなってきます。薄暗いライブスペースではなおさらのこと,音符の大きさや照明器具などを工夫してみても#b♮の識別が難しかったりするので,一年ほど前からiPadを使い始めました。これまでの事をメモしておこうと思います。

 

1 iPadの入手

できるだけ画面の大きいものということでiPad Pro 12.9インチ 256GBを入手しました。ネットワーク接続はWi-Fiモデル。アプリ「ソングブック」の使用等,まれに出先でインターネット接続が必要になった場合は,iPhoneのインターネット共有機能を使っています。設定切り替えが少々面倒ですがなんとかなっています。色はブラックの方がステージで目立たないようです。後日アップルペンシルやスマートキーボードも導入しました。仕事等でもっともっと活用しないともったいない感じです。薄暗い部屋で写真を撮ってみました。

 

2 楽譜表示アプリの導入

既に活用している方の勧めやネット情報から,「Piascore」を使っています。JPEGやPDFの譜面を読み込んで表示する仕組み。複数のセットリストが編集できるので,ライブ毎のセットリスト,練習パターンのセット,フレーズやトランスクライブした譜面等,自分の音楽的資産wを整理して持ち歩けるので便利です。セッション等でとっさに曲を選ぶ時にも役立っています。できれば,セットリストの表示をピンチアウトして拡大できるようにしてもらえるとステージ上での操作に助かります。(改良希望)

○Piascoreオンラインマニュアル

 

3 ページめくり

Piascoreにはブルートゥースでフットスイッチと連動したページめくり機能があるので,iRig Blue Turnを導入しました。iPadとの同期はスイッチを入れた後二つの△ボタンを同時に長押しすると完了します。あとは足元に置いて踏めばOKです。演奏中に片足で操作してバランスを崩しそうになったりしますが,かっこ悪いことにならないように気をつけて使いたいもの。写真のようにブルーの明かりがつくので暗いステージでも大丈夫。

 

4 iPadホルダー

最初は譜面台に載せて使っていましたが,iPadにはそれなりの重量があるので倒して画面を割ったりするのではないかと怯えていました。しっかりした専用のホルダーが安心だろうと,iKlip 3 Deluxe をマイクスタンドに取り付けて使用しています。店頭展示品を少し安く入手しました。譜面台を広げるよりコンパクトにまとまります。

 

紙の譜面に比べてバリアフリーな感じで,機器の操作が面倒でなければお勧めです。楽譜作成ソフトでできるだけ五線の幅を広くして楽譜を作成したいところですが,1ページ当たりの情報量が減るのでこの辺のバランスを工夫すること,ステージの明るさに合わせて画面の明るさを調整すること等が使い方のポイントでしょうか。

実際にライブで使用している動画を貼り付けておきます。足元にご注目ください。w

 

 

2020年02月24日