[Transcription] Love For Sale by John Coltrane

1958Milesに収録されているLove For Sale のコルトレーンのソロを採譜してみました。(2コーラス約130小節)このアルバムはOn Green Dolphin St や Stella By Starlight など多くのプレーヤーが参考にしている演奏で有名ですね。若きコルトレーン,比較的解りやすいアプローチの演奏で参考になります。

Transcription Love For Sale by John Coltrane (PDF)


この時代のコルトレーンがよくやる手法をいくつかピックアップしてみました。

 

〇オーグメント・ドミナントを使ったライン

G7のコードトーンに#5を挟んでいます。これによってテンション感が増し,トニックコードCM7の9thに半音下がって解決します。98小節目等何度も出てきます。

 

〇半音上のシークエンスを入れたライン

2-5-1のトニックであるEbM7の前に,半音上のEM7を入れてアウト感をつくり,同じシークエンス(9753)で半音下がって解決しています。一瞬「ギョッ!」とさせられます。

 

〇代理コード(ⅳ7-bⅶ7)を使ったライン

コルトレーンが最もよく使った代理コードと言われています。

 

〇3連のフィールで流れを変えるライン

8分音符中心のラインから3連を強調したラインへ変化を感じます。コルトレーンにとっては鼻歌を入れてみたようなものなのでしょう。

 

〇ターゲッティングを使用したライン

半音上と下から挟んでコードトーン(CM7のルート音)に解決しています。

 

 

 

2020年08月16日