[LIVE] NY Jazz Club 巡り Vol.4 Victor Goines 2019 8 9

NY4日目(2019年8月9日)、日中はワンワールド展望台、バッテリーパーク、自由の女神、5番街等を歩き回って観光。トランプタワーの前を通ったら重装備の兵士とトランプ大統領を模したマスクを被った人が立っていて対比が面白かった。

 

夕方からThe Birdland Big Bandを聴こうと思っていましたが、時間の余裕がなくなったし、目当てのSam Dilon (ts)がメンバーに入っていないことが分かったしでパスすることに・・・。できれば、毎月曜日Jazz Standardで演奏しているMingus Big Bandを聴けるとよかったのですが、火曜からのNY入りとなり残念でした。

夜はVictor Goines Quartet meets String Quartetを聴きにDizzy's Clubへ。Dizzy's Clubと大きなホールを併せ持つJazz at Lincoln Centerについては、以前のジャズ情報誌に新しい施設ができたことが取り上げられていました。今回 こちらのサイトをざっと眺めてみて、改めてJazz文化へのレスペクトが込められた素晴らしい施設だなあと感心させられました。

9時前にホテルを出て10分ちょっと歩きColumbus Circle横の真新しい雰囲気のビルに入ると、エレベーター前でセキュリティーチェックを受けました。5階の広いロビーで開場を待っていると、ドレスアップしたお客さんもちらほら、ここではTシャツ&ジーンズは止めておいて正解だったようです。廊下にはJazz史のレジェント達の写真パネル展示や大画面モニターでの啓蒙的な映像等がありました。

中に入ると、美しい夜景を背景にしたステージが広がっていてなかなか洒落た感じ! 妻も喜んでいたようです。サラダとチキンを注文してみたところなかなか美味しかった。

Victor Goines Quartet meets String Quartet At Dizzy's Club

tenor saxophonist/clarinetist Victor Goines
pianist Jo Ann Daugherty
bassist Emma Dayhuff
drummer Marion Felder
violinists Emily Popham and Mialtin Zehza
violist Christian Federickson
cellist Yves Dharamraj.

Strings入りのジャズはCharlie ParkerのWith Stringsを始め結構な数の作品を聴いて来ましたが、生は初体験。それも本場NYでという期待を裏切らない美しい演奏でした。Victor Goinesはソプラノサックスとクラリネットがメインでテナーは1曲だけ。ソプラノの音色はクラリネットに近いニュアンスで、Marsalis兄弟のようにクラシックもマスターしているプレイヤーなのでしょう。

 

贅沢な時間を過ごした気分で歩いてホテルに戻りました。残すはあと一日です。

2019年08月28日