[LIVE] NY Jazz Club 巡り Vol.5 Jon Irabagon Jon Beshay 2019 8 10
NY5日目(2019年8月10日)日中はAmerican Museum of Natural History、Grand Central Station,最終日もNY定番スポットを周って過ごしました。Grand CentralはColtraneのオリジナル曲のタイトルになっています。自然史博物館では,レプリカらしいですがこれまで発見された中で最大の恐竜Titano Saurの展示が圧巻でした。一枚の写真には収まらないのでパノラマで撮ってみました。デカさが伝わるでしょうか。
続いて,雲隠れ中のSonny Rollinsの練習場所で有名なWilliamsburg Bridgeへ。橋の上を歩いてみたいところですが、地下鉄で上を通って次のMarcy Avenue駅で折り返すことにしました。ホテルからMarcy Avenue駅までは地下鉄M線一本で30分弱でした。
家で下調べしていて ,THE SONNY ROLLINS BRIDGEPROJECTというサイト を発見! 橋の上でサックスを吹いている動画を観ると真似したくなりますが、時間がないので地下鉄車内でのイメージトレーニングに止めておきましたw
NY最後の夜はJon Irabagon(ts)目当てでこちらから。Galleryなので飲食はなし,オーダーやチップの心配が不要です。20ドルのチケットだけで聴けました。
MANUEL VALERA’S NEW CUBAN EXPRESS BIG BAND At Jazz Gallery
Manuel Valera -piano & composer
Camila Meza -voice
Michael Thomas -alto sax
Remy LeBouef -alto sax
Jon Irabagon -tenor sax
Jeremy Powell -tenor sax
Alden Banta -baritone sax
Brian Pareschi -trumpet
Mike Rodriguez -trumpet
Dave Smith -trumpet
Alex Norris -trumpet
Sam Blakeslee -trombone
Mike Fahie -trombone
Nick Vayenas -trombone
Jeff Nelson -bass trombone
Tom Guarna -guitar
Hamish Smith -bass
Jimmy McBride -drums
Samuel Torres -percussion
Jon Irabagon(ts)はFOXYのという彼のCDでRollinsのWay Out Westのジャケットをパロっているのが面白くてジャケ買いしたのが出会いでした。CDジャケの雰囲気とは違った熱い演奏が印象強く、スケジュールに彼の名前を見つけ,即今回の予定に入れました。Jon Irabagon(ts)は期待通りのテナーで楽しませてくれましたし、今回初めて聴いたRemy LeBouef(as)のアルト&ソプラノサックスのソロも強烈でした。
演奏が終わってCDジャケをネタに二人に話しかけるとかなり受けてまして、来日経験もあるらしく、いろいろ話しかけてくれました。もっと英会話やっておくんだったという気持ちで会場を後にしました。
NY Jazz Club巡りの締めくくり、再度Up TownにあるSmokeへ。二回目なのでスムーズに移動できると思っていたら、地下鉄の快速に乗ったことに気付き、地下鉄マップを開いて乗り換えが必要かどうか話していたら、向こう側の席のおばさんが私たちの目的駅を聞いてくれて、「Stay Here ~~~」と身振りを入れながら親切に教えてくれました。高層ビルを見上げながら歩き段差に躓いて転んだ時も「Are You OK ?」と駆け寄ってくれた若い女性がいたし、NYは優しい人が多いなあ。
Smokeへ到着し2ndSet待ちの列に並びました。リザベーションはないので後回しの入場になりましたが、比較的前の方が空いていて良い席に案内してもらいました。最後の夜なので少し贅沢しようと、ワインとNYステーキを注文。少し噛み応えがあるものの塩の味付けが絶妙でなかなか美味かった。
“1959: A YEAR OF ICONIC JAZZ RECORDINGS”
THE ERIC REED QUARTET At Smoke
Eric Reed [piano]
Jon Beshay [tenor saxophone]
Clovis Nicholas [bass]
Aaron Seeber [drums]
Jon Beshayは全く初めて聴くサックスです。リーダーであるEric Reedの最近の作品にはSeamus Blake(ts)等が参加していて、Eric Reed Quartetのサックスなら良くないはずがないと思っていたところ期待通り! 驚いたのはColtraneのオリジナル曲Grand Centralを演ってくれたこと! 日中観光してきたばかりなのでこれも嬉しい偶然でした。スタンダードを交え、MonkやColtraneといったレジェンド達へのレスペクトを感じる演奏・MCで、ここも聴きごたえ十分でした。
店を出るとJonが休んでいたので,「ハイノートのラインが素晴らしい! どういう練習するの?」的な英単語を並べてみたら,「オーバートーンとこれだよ・・・」とスマホに表示して薦めてくれたのがこのテキスト!練習頑張るよ的な英単語を並べJon とハグして帰りました。 イエローキャブを拾ってNYの夜とお別れです。